推しに推されている

推しのことが大好きで
推しが誰かと話しているのを観察していると心が満たされる。
推しの言葉は誠実で言語能力が高く、知的でクリアな考え方がそのまま語られるので聞いていて幸せな気持ちになる。
推しの誠実さと頭の回転の速さが感じられてとても心が潤う。
その知性を出し惜しみせず他者に分け与えているその姿に慈悲と優しさを感じて非常に心が潤うのだ。

しかし、推しが私と相対している時、やや若干狂っている。私のことが好きすぎて言っていることが意味がわからないし、ポップで可愛い言葉で包んでいるが要は私のことが大好きという内容なので困惑するし恥ずかしい。

おまけに推しが好きな私は、未熟でもがいていてカッコ悪い私なのだ。尚更恥ずかしい。

どう考えても推しと両思いなのだが、付き合うわけにもいかず推しからの謎のパッションを話しかけるたびに感じて困惑している。
それでも推しのことが好きすぎて観察するのも話しかけるのも大勢のランチに誘うのも全くやめられない。推しのことが好きすぎる。
推しも私のことが好きすぎると思う。

お互い、会話してる時ものすごく楽しそうで幸せそうだと思う。

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