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【感想】チームラボボーダレスに行ってみた

2018年夏にオープンした、お台場のチームラボボーダーレス。

いつか行きたいなあと思ってたら、

いつのまにか1年半経ってました。

そんな中、先日書店で目についたこちらの本を衝動買いしました。

読んでみたら、チームラボのアート作品に込められた意味の考察や哲学的な話が展開され、とても面白かったので、これは実際に体験するしかないと思い、今回行ってみました。

この本面白いのでおすすめです。間違いなくチームラボの展示を見に行きたくなります。

いざ行ってみた!

チームラボは土日は混んでると思ったので、平日に行きました。チケットは予約が必要です。

平日だからだと思いましたが、外国人多かったです。たぶん半分以上ですね。たぶん外国向けの観光ルートに入ってるんでしょうね。


入場してみると、


通路が暗い、マップがない、順路もない上にめっちゃ広いという面白い空間です。


どこに行ったら全部の作品が見れるのかわからないんですよ笑

そして、

・そこら中にプロジェクターで映像が映っている
・鏡が壁にも床にもあるから広さが分からなくなる
・作品同士が境界線なく重なりあってアートになる
・時間と共に作品が移動していくので、同じ光景はない


すべてにおいてボーダーレスな世界観でした。

エプソンが協賛しているのは、500台は使われてるだろうプロジェクターですよね


作品ひとつずつについて言葉で説明するのが難しいのですが、画像を交えつつ感想を。

「花の森、埋もれ失いそして生まれる」

が、壁も足元もすべて花に囲まれるので、極楽浄土のような感じがしました。いつまでも飽きないですね。

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ランプの森

は、少し不気味さというか幽霊感があって、インスタ映えすごいけど、いざ空間に入るとすぐ飽きちゃう。だから、入って5分もしないうちに時間終了。そういう設計なんだろうな。色が次々移っていくはずなんだけどよくわからなかった。

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Light Voltex

複数のライトを同時に動かすことであんなに特別な感じを出せるんだなと思いました。
常に次はどうなるんだろうっていうワクワク感がありました。

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Black wave infinity


ソファに寝転びならボーッと見れるのは良かった。

360°波になっていて、すべての波がお互いに干渉し合って連続的な波になってるのがすごい。物理シミュレーションなんだろうなあ。

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追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして超越する空間

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複数の作品が混ざりあうダイナミックな展示。壁を伝ってカラスがどんどん動いていくので、プロジェクターなの配置もすごいですが、どんなプログラムになってるのか不思議でしょうがなかった。

EN TEA HOUSE

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施設内にあるお茶屋さんで、お茶にプロジェクションマッピングされて、花が咲いて、散っていく様子がとても風流でした。

他にもアスレチックで幻想的な宇宙トランポリン、ボルダリングもやりましたが思いの外キツかった。

こちらの動画にかなり収められてます。



全体を通して感想

空間全部を世界観で包んでいてとにかく圧倒的にでした。一応エンジニアの端くれとしては、複数のプロジェクターを駆使して境目なく、アートが時間と共に移ろいゆくのに、どれだけ難しいプログラムを書いてるのだろうかということが気になりまくりました。

過去のいろんな展示ですでにベースがあって、次に作るものは再利用なのかもしれないが、複数のアートが重なっていくところとかみると、どんな制御をしてるのかめちゃくちゃ気になります。

もちろん3D空間の座標で再現してるんだろうけど。
プロジェクターってあんなに柱とか床とかぴったりに映せるんだっけ?エンジニアリングが凄すぎる!!っていうのが感想ですね。

あと、子供向けのコーナーにあったけど、床にプロジェクションされてるトカゲを踏むとべちゃっていうアニメーションかと思いきや花が散る演出は、センサーで踏まれたことを感知してるんだけどあれもすごいなと思いました。


ということで、次は豊洲のチームラボプラネッツに行こうと思います。


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