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「聴き方オタク」の頭の中はどうなってる (つれラジVol54、55 補足)


みなみです。
先日ラジオで「意識している聴き方」について話しました。
今回はラジオの補足noteです。


前編(Vol 55):意識し始めて始めたこと(基礎編?)

後編(Vol 56):ここ最近意識していること

特に後編の方の補足をしていきたいと思います。
今日はちょっと思考に集中して向き合うため、真面目モードで話します・・・


共感よりも、理解を目指す


自分にとって不可解な考えや行動を目の当たりにしたとき。

相手がなぜその行動(結果)に至ったか?を考えられることは、人の話を聞く上でとても大事なことです。

自分の経験値はとっても貴重なものですが、客観的には世界の78億分の1、サンプルAのささやかな経験値に過ぎません。

他人の目の前の言動には、どういう内的・外的要因があったのか?そこに思いを馳せ、思考を巡らせることは大事です。私はなるたけ、目の前の相手との心理的断絶を避けたいのです。

目の前の言動には、必ず理由がある。
正確な共感は無理でも、その経緯は理解できるかも?

その信念が、私自身を、他人への興味を向かせているのかな?とも思います。


あらゆる情報は無駄にならない


(もう2度と経験したくないけれど)
人生に無駄な経験などない、とよく思います。

あらゆる場所で、あらゆる現場、あらゆる人間模様を見て、人の話を聞いていくと、それが自分の肥やしとなり、誰かと話すときに、ああ、誰かの話とつながるかも?となります。

例え、それが表面的な知識であっても。知ってると知らないとでは、相手との会話の充実度が変わってくるのでしょう。

例えば、ラジオのお相手もたいえみちゃん。

ラジオでの彼女の留学編では、はじめてカナダに降り立った日から今に至るまで、余すところなく話してもらえました。

ただ、もし私が「海外留学」に関してNo知識であったら?
何から引き出せばいいかわからなかったでしょう。。(私は留学未経験です)

「へー、留学って大変だね」
「留学って、なんかすごいね!」
で終わったかもしれません。

よく知識過多だと、相手の話をジャッジメンタルに聴きがちとも言われますが、それは聴き方次第だと思われます。

「私はこういう話を聞くんだけど、実際にはどうなの?」
「今の話で、ーーと思ったけど、その認識で合ってる?」

自分の認識が合っているか教えて欲しい!そんな気持ちで、自分の考えと相手の考えを常に照らし合わせることが必要だと思います。


でも、引き出しを作るには、今目の前のどうでもよく見える情報もすごく大事なんですよね。

いま日本で流行りの歌手は?
就活生に人気な企業のベスト3はどこなのか?
3件隣の美容室のおじさまは今日はどこのランチを買うか?

そんな情報も、あとあと、見ず知らずの人と話をするときに、大事なカギになったりするのです。何が役に立つかわかりません。


相手の話が、まるで「動画」になる


みんなそれぞれ、日常のリアルなストーリーがありますよね。

人の話を聞いていくと、やがて私の脳内では「その人を主人公とした映像」が動き出します。まるで映画みたいに、感情を持って何人かの登場人物がその人の周りを動き出していくのです。

他人の単なる情報が、生き生きとしたストーリーとして心に沁みてくるのです。

映像内では、そこで起こるだろう葛藤やトラブルなども生まれてきて、思わずそれが本当にあるのか?と聞いてしまうのです。

「脳内映像に惚れ惚れして、話を聴いていくことに夢中になっていく」それが私を聴き方オタクに向かわせている一つかもしれません。


終わりに


忘れてはいけないのは、あまり自分の話をしたくない、と言う人の存在です。特定の話をしたくない人もいるでしょう。私にもあります。

なので、私は相手が話し始めたことしか、聞かないようにしている傾向があるようです。

だから、その事実を心のストッパーすること。その上で、相手が気持ちよく話せるなら、話して欲しいなと言うスタンスで質問をしていきたいなーといつも思っています。


みなみ






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