職員M氏入賞祝杯(セルフビールかけ)会場

読者諸賢、このツイートを見よ
いや見てください

【悲願】職員M、初のヒヨリミコロシアム入賞!

やったったでぇ!!!
方々からビールを持って来い、樽ごとだ!
いや私が取ってくる、というかコンビニ行ってきます……。

堂々末広がりの第八位
上から八番目を侮るなかれ
これを取るのがいかに困難であり、そして死ぬ気で取り組まなければならないのかが分からない物書きは是非、是非次のヒヨリミコロシアムにて存分に殴り合いましょう!

只者ではない、本当の猛者ばかりが集う総勢21名25作品の小説大会。
毎度頭を抱えるテーマであり、4000という文字制限の中で自分の性癖を存分に尖らせて苦節作り上げた作品を評価し合う。

今、その時に持っている力をどこまで洗練してぶつけるかの勝負
こちらがその該当作品であり、今の私の宝物である。

https://ncode.syosetu.com/n4498hx/

以下ありがたいレビュー


ここからは語り尽くせない舞台裏について触れる為、未読の方は是非上に戻ってご一読頂ければと思います。

レビューでも書かれている通り苦しかった。本当に苦しかった。
文章からそれを読み取れるのも凄まじいと思うが、完全に大当たりだった。

前回の参戦記事でも書いた通り、休職により創作に向けることが出来る時間が増えた。それだけ内面と向き合う時間が出来たと認識して間違いない。

まず、戦争描写を入れたのは世界情勢を利用したわけではなく、自分自身の現状の暗喩に他ならなかった。
安定しない体調、思うように集中できない歯痒さ、このまま社会からドロップアウトするんとちゃうかという不安、これがいつまで続くのか分からない辛さ。
それらは今の私のキャパシティからすればであるが地獄であり、極限状態だった。


日和というテーマで書くにあたってやはり真っ先に思いついたのは小春日和である。
それは寒い時期にふと訪れる穏やかな暖かさ。辛さをほんの少し和らげてくれる光だった。

つらい日々でも、たまには良い日がある

これを書きたくて対極となる二人の登場人物が確定した。
最初は不思議空間でキャッキャウフフさせようかと思ったが、それでは凡庸である。明確に日本と分かるような背景にワープさせた。
次に季節を春限定にしようかと考えたが、それだと少女とのやり取りに拡張性が出ない。毎度季節を進めていくことで時系列的な経過も持たせた。


連続する暗闇に差し込む一筋の光。これがどうしても欲しくて欲しくて堪らなかった。他ならぬ今の私が最も求めているものである。

無いならば書けば良い。今の自分を最高に救える物語を。

発想と構成についてはほぼ固まったが如何にしてまとめるかというのが課題だった。
上記ツイートを貼らせていただいている水無飛沫さんからは以前に荒さが目立つという評も頂戴していることからより慎重になる必要があった。
情報は極力排除、物語を進めることに主眼を置き、ケアレスミスに気を付けながら書き上げた。

その結果として、八位の座を勝ち取ることができた。

一物書きとしてこの大会に携わっている以上は絶対に入賞しなければならない。入れたらいいなでは絶対に入れないのだ。上位を目指すのならば尚更。


本当に死力を尽くすという言葉が相応しく、そしてその結果が付いてくる。


ペンネームと作品名が読み上げられた瞬間から涙が止まらなかった。
泣いたのはいつぶりだっただろうか。公開初日に観たすずめの戸締まりですら泣けなかった(何なら若干精神にダメージを負うだけ負って帰宅した)。
たっぷり30分以上は泣いてたと思う。手応えはあったが入賞出来ないかもしれないという不安は本当にメンタルに来る。

これで休職してから怒りと祈りに加えて喜びを取り戻した。ドラゴンボールかな?

どんなメンタルのお薬よりも効いた気がする。

結局のところ今作に関しては
死力を尽くして性癖を尖らせ磨き上げ、
テーマに則って書き上げた物が救ったのは、
まず私だった。

なんという究極の自給自足か。一生自作で救われてろや


通話にて

「次はもっと追い込めばもっと良い物が出て来ますね^^」

オニか?

(否定したけど本当に職員ドMかも知れない……)


感謝

やはりまずはこのヒヨリミコロシアムという楽しくも恐ろしいコロッセオを作ってくださった主催、水無飛沫(@MinaShibuki)様、ともにぃ(@tomony_)様、ありがとうございます。

「今まで読んだ中で一番良かった」「やりたい事をやりつつちゃんと物語に、小説に落とし込めていた」「無駄を省けていた」
通話で聞いただけでも涙腺が少し緩みました。本当に励みになりました。

そして今回拙作を最推ししていただいた(╹◡╹)(@seleny_ts)様、
一番好きと言ってもらえて本当に書いて良かったなと思いました。
書き上げられたこと、読んでいただけたこと、ご感想をいただけたこと、推していただけたこと、全て私の宝であり血肉になります。
この場をお借りして再度御礼申し上げます。ありがとうございました。


終わりに


とりあえず

入賞童貞卒業、おめ!!!カンパーイ!!!🍺(セルフビールかけ開始)

次も期待していますという嬉しいお声をいただけたので、次回ヒヨコロも死力尽くして参ります。
今回で確実に一皮剥けたと思いますので、新しい武器をより強固にしつつ、インプットしながら次に備えたいと思います。

創作は魂削りながら、これからも切磋琢磨していきましょう。

最後に発表前後の不安定なツイートを

それでは失礼します。

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