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私の最終目標

こんにちは。たまには長文を書きたくなったので久しぶりにnoteを開きました笑

本当はホームページのコラムに書きたかったのですが、操作方法がわからず断念しました笑

少し長くなると思いますがお付き合いください。

本日パートナーFPの方、起業家仲間の方と食事をしながら今後について色々と打ち合わせをしてきたのですが、自分自身の人生の目標を再認識できたのでそれをここで改めて宣言したいと思います。

私のやりたいこと・達成したいこと

私がFPとして活動し始めたのは2020年からなのですが、やりたいことがあってFPになりました。

そのやりたいこととは

『子供たちへの金融教育に関わる事業をする』

です。

FPになろうと決めるまではただの保険屋さんだったのですが、保険を販売している中で感じていることがありました。

それは

『日本人はあまりにもお金に対して無知』

だということです。

保険についてもそうですし、投資に関しての金融商品などについてもあまりにも知識が足りていない。
(私も偉そうなことは言えませんし、現にお金に関して無知だったのでたくさん苦労をしてきました。)

・貯金
・保険
・投資
・住宅ローン
・奨学金

など数え出したらキリがないくらいお金に関しての知識は生きる上で重要です。
最近はNISAの普及により『投資』が身近になってきてはいますが、今度は投資すれば『必ず増える』という誤認をされている方もいらっしゃるなと感じます。

そして『保険不要論』という言葉が出てくるくらい

保険をやめて投資に回そう!

という声もよく聞くようになりました。


SNS全盛期の今だからこそ情報に溢れ、取捨選択が難しい時代だと感じます。

お金について真剣に考える人が増えることは良いことですが、逆に間違った知識を入れることにもなりかねないなとも思っていまして。

お金について正しい知識を若いうちから持って欲しいなという気持ちがあり、将来は子供達にお金の知識を伝える事業をしたいなと思っています。

お金の知識がないことによる弊害

若いうちにお金の知識をつけておかないと思う理由として若者の投資詐欺被害が増えているということが第一に挙げられます。

『投資詐欺って自分には無関係!』

だと思っている人ほど危険信号です。

中には借金を背負って、誰にも相談できずに自らの命を絶ってしまう事件もニュースになっていました。

記事を載せようか迷いましたが、このような悲しい事件をもう見たくないのでリンクを載せておきます。

とても悲しい事件です。

150万円の借金をして投資を行い、詐欺だと気づき返金を求めたが応じてもらえず・・・

と記事があります。

この記事に関して思うことが2つあります。

まず150万円の借金は大学生にとってはとてもとても大きな金額だということ。

私たち大人は、マイホームを購入するときに数千万円の住宅ローンを組みますし、自動車を購入するときも数百万円のカーローンを組んだりします。

それを考えると150万円の借金はそこまで大きく感じないように思えますが(感じ方は人それぞれですが)社会に出たことのない大学生が背負うにはとても大きな金額だと思います。

・お金を借りることのメリットとデメリット
・『投資』と『投機』の違い
・お金の正しい稼ぎ方

これらの知識を正しく持っていれば、このような悲しい事件にはならなかったのでは?とさえ思えます。

この事件のニュースをみてとても憤りを感じました。

最悪、今の日本では「債務整理」といって借金を減額したり、ゼロにして人生をリスタートする制度も認められています。

※投資の失敗による借金は「債務整理」できない可能性もありますし、債務整理をすることによって新たにローンを組むことができなかったりとデメリットも大きいのでしない方が良いに決まっていますが、命を絶つくらいならまずは弁護士先生に相談した方が絶対良い。と個人的には思います。

自ら命を絶つ行為は絶対にしてはいけません。
絶対に解決策はあるので

『お金が原因で自ら命を絶つことが絶対にないよう』

相談窓口や騙されないための知識を子供達に伝えていきたいという理由が私が子供の金融教育に携わりたい理由のひとつです。


子供が最終頼るのは親である


もうひとつ伝えていきたいことがあります。
これは子供ではなく大人の方へも伝えていきたいのですが

『子供がどんなことでも相談できる親子関係を築いてほしい』

ということです。

これは私の実体験として反省なのですが私には今年で19歳、16歳、15歳、2歳になる子供がいます。

今ではそんなことはないと自分では思っているのですが、以前は自分の価値観を子供に押し付ける最悪な父でした。

・自分はこう教わったから自分の子供にも同じように教える。
・自分はこう考えるからこの考えが正しいんだ。
・まだ子供なんだから大人の言うことを聞くべきだ。

など、今思えば本当に子供に申し訳ないと思っています。

こんな考えの上司が会社にいたら嫌ですよね?笑
自分でもわかっていながら、子供に対してこのような関わり方をしていました。

いくら子供だといっても立派な1人の人間です。

得意なことや不得意なことも人それぞれ違います。
今になってわかるのですが当時の未熟だった私は良かれと思ってやっていました。

その結果、子供達は『私に何でも相談できない関係』が出来てしまいました。

南家の場合は妻が本当に子供との関わり方を大切にしてくれたので、子供達は妻に対しては何でも相談をしてくれているようです。
本当に妻に感謝しています。

『お父さんに相談してもどうせ聞いてくれない』

子供達は少なからずこのような気持ちがあると思います。

しかし、これはやっぱり危険ですよね。
妻の協力を得て少しずつ子供との関係を再構築していこうと思っています。



もし、お金関係でトラブルがあっても

『親に相談しても怒られるだけだ』
『親に迷惑をかけるべきではない』

と思ってしまう関係だったら、誰にも相談できずに心を病んでしまうかもしれません。最悪の場合は命を落としてしまうかもしれません。



子供は親の言うことは聞きません。
だけど、困ったときに最終的には親に相談してくるものだと思っています。

でもそれは

『いつでも相談しても良い関係』

をしっかり構築していればの話です。

困ったらどんなに些細なことでも相談できる親子の関係さえできていれば子供がいっぱいいっぱいになることは防ぐことができます。

お金のトラブルが起こる前(もしくは起こってしまった後)に親に相談することができても、その親がお金についての知識がなければ子供に寄り添ってあげることが出来ないかもしれません。

そのためには私たち親がお金の知識を少しでも持っておく必要があります。

俗に言う

『マネーリテラシー』
『金融リテラシー』

とは、決して「投資の知識」ではないと私は思っています。

ですが、マネーリテラシーを上げて投資でお金を増やそう!という言葉は今でもよく聞きます。

私が考えるマネーリテラシーは

『正しい知識と選択肢を持って自分で物事を判断できる能力』

のことだと思っています。

資本主義を正しく理解して、金融商品や社会保障や制度の知識を持ち、自分の人生を豊かに過ごすことができる人が真にマネーリテラシーの高い人だと私は思います。

全てを自分で持つことは難しいと思います。
そのために私たちファイナンシャルプランナー(FP)がいます。

私が現在100%個人相手にライフプラン相談を受けているのは、まずは

『1家に1人良質なお金の相談役を』

用意することが重要だという思いからです。

いざ、子供から相談が来たときに親が教えてあげられるよう。
親がわからない時はすぐにFPに相談できる環境があるよう。
私はFPという仕事をしています。



死ぬまでにはお金の教育事業に携わりたい


ダラダラと話が長くなりましたが、私は金融教育に携わりたい理由は以上です。

「なんだ南!そんなにやりたいなら今すぐやれよ!!」
「口だけかよ!ビビってんじゃねぇよ!」

という声が聞こえてきそうですが、今までけっこうチャレンジしたんです笑

子供向けのコンテンツって今の私の実力と知識では利益を出すことが難しかったんです。

私にも4人の子供たちと大切な妻がいます。
お給料を稼がないといけません。

これから一番教育費がかかる時期に差し掛かりますし、一番下の子はまだ2歳でまだまだこれからです。

なので現在のFPのお仕事をしながら少しずつ実力をつけて、子供達の金融教育をしていきたいと考えています。

ありがたいことに少しずつ実力もついてきて、力を貸してくださる方が増えてきたので一気に私の夢が現実的になってきた感じがしています。

その力を貸してくれている方に恩返しするためにも私の人生のミッションとして『子供たちへの正しい金融教育』を広げていきます。

お金は人生を豊かにする道具のひとつです。
しかし、扱い方によっては人の命を殺める凶器にもなり得ます。

『お金のことが原因で夫婦関係、親子関係が悪くなる家庭を減らす』

ことが私がFPの仕事をしている理由です。

その中のひとつとして『子供たちへの正しい金融教育』をやっていきたいと思っています。

まだまだ実力不足で未熟者の私ですが、いろんな方の力を借りながら進んでいきます。

【家庭科の授業の1コマとして】
【家庭教育学級で親向けに】
【地域のコミュニティの1つの素材として】

など、子供達のためならまずは何でもやるつもりです。

もし、南に話をする場を提供してやってもいいよ!!という方は是非とも一度お話しする機会を頂ければと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
あまり文章を書くのは得意ではありませんが、自分の将来の目標をツラツラと書かせていただきました。

今後ともFPの南をどうぞよろしくお願いいたします。



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