行き詰ったときは死に立ち返る
先日、仕事で会ったお客さんが亡くなったという知らせが入った。
おぼれていた女性を助けて亡くなったそう。
まだ20代だった。
私は、彼とそんなに深くは話していなかったけれど、
つい数日前に会った人だったので、
人っていつ死ぬか分からないなぁということを
改めて感じた。
ときに私たちは、人生に入り込みすぎてしまう。
make things complicated というか。
親や周りの目を気にして迷うこともあるし。
そんなときに死を考えると、
そんなつまらないちっぽけなことを吹っ飛ばしてくれる。
人生はとってもシンプルで、
たくさんのことや感情を経験して、
愛を学んで、
魂を磨いて、
墓場に入るときにんまりしちゃうような
たくさんの思い出を作る旅なのだと思う。
いま21歳。
残りの人生どう生きる?
なにを味わいたい?
なにを与えて死にたい?
誰になにを伝えたい?
そんな問いを与えてくれた彼の死だった。
どうか安らかに。
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