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子育てでイライラしないために

まだ1年ちょっとしか親をやっておりませんので、今の時点で分かってることを。

これまでは主に、出産のダメージや睡眠不足による身体の疲れとの戦いでした。睡眠不足など、生理的欲求を満たすことすらままならないことによるストレスはありました。

「イライラする」という意味で大変になるのは多分これからなのですが、メモを残しておきます。

子ども時代にしかない宝物

0-3歳の子どもには、社会のルールはまだ分かりません。3歳を超えてやっと社会のルールを覚えはじめるのですが、まだまだ未熟なので、大人のように振る舞うことはできません。

子どもの頃にしかない強い好奇心や、やってみたい気持ちというのは、後から取り戻せないかけがえのないもの。そして、発達のために欠かせないものです。

なので、社会のルールに合わせることばかりを優先して、表面的な行動を矯正してしまうのはその子のためにはならない、という考え方を、わが家では採用しています。

モンテッソーリ教育では、「神さまからの宿題」という表現をしています。

「完璧主義」をやめる

大変参考になるのでおすすめなのですが、そうはいっても、ほどほどに。「こうじゃなきゃ」「育児本の通りにしなきゃ」と思いすぎないことも大事です。

わたしは、育児本にはトラウマがありました。産後すぐのとき、何をどうしても寝なくなったわが子をどう育てたらいいのかわからずに育児本をいくつか読んだ結果、「縦抱きはダメ」「スリングはダメ」というやや矛盾する情報があり、混乱しました。結果、素手で抱くしかなく、肩も腕もバキバキに…

今までの人生でやってきた勉強や仕事とはモードを変えて、「なんとなく、できるとこだけやる」という力加減が大事でした。

「暗黙のルール」に従うのをやめる

電車に乗ったり街に出ると、そこにはルールがあります。電車の中では静かにしなければならないし、あまり場所をとってはいけない。駅に着いたら全速力で歩き、それができないなら素早くよけて急ぐ人に道を譲らないといけない。

そんな世の中ですが、子どもがいると、なかなかルールに従えません。

もう、それはしょうがない。

明るく元気に挨拶や声かけをして、悪意はないこと、「あなたをないがしろにしたい訳ではない」ことを態度や言葉で伝えることだけはなんとかやってます。

健康なサラリーマン男性のために設計された社会では、子どもはアウトサイダーです。

必死で早歩きして、寝る間も惜しんで世の中の流れに追いつこうと働いていた独身時代の私も、子どもなどのアウトサイダーに厳しかった気がします。自分がアウトサイダーにならないように無理してたのかな。

その頃とは、考え方も価値観も、何もかも変えていくしかないです。

「〝いい親〟だと思われるため」をやめる

「ちゃんとしつけないといけない」などのプレッシャーは、「子どもを社会のルールに従わせられるのがいい親だ」という考え方にひもづくものです。しかし、社会性のない子どもと、社会のルールとのギャップを親だけで埋めるのは難しいものです。

子育てのイライラやストレスは、そのギャップによって生まれるものなのかな、と思います。

なにを優先するかは人によって違うと思いますが、わが家は子どもがのびのびできることを最優先にしたいので、「しつけのできるいい親」はやめておこうと思います。

おかげで、今夜帰ったら、千切られて散らばったトイレットペーパーの片付けが待ってますが…し…しょうがない!

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