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第29回 根尾川花火大会(2024年)

先に書いておくと、カメラは『DC-GX7MK3』、レンズは『LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm』くらいの人間の話です。

一応デジカメを持っている人間なので、色々なものが撮りたくて、夏は花火。今年もどこか、少し大きめの花火大会を撮りに行きたいなぁと検索した結果、根尾川花火大会に行くことにした。

同日、ぎふ長良川花火大会があるので、多少人が少ないんじゃないかと思ったことと、会場の駐車場を見ると、一番遠いところに駐めたら、帰り大渋滞で死ぬようなことはないんじゃないかと思ったので。

その前に、平場をふた叩き。

7月26日、中村公園夏まつり。時間は30分。平日なのだけれど正面は人がいっぱいで、適当な場所からしか撮れなかった。

この写真が、F8.0、シャッター速度が2.5秒。だいぶトリミング。

ところでこの中村公園夏まつりの花火、Twitterで検索したら、少し離れた場所から、名古屋駅のビル群を背景に撮影している人がいた。来年はそれをやりたい。

8月4日、豊明夏まつり。時間は15分の、極めて小規模な花火大会。正確には、地元の夏祭り+盆踊りに花火がおまけでくっついているような感じ。

実はこの日、美濃市民花火大会に行こうとしていて、一宮ICの手前まで北上したのだけれど、現地は雨が降っているという情報をキャッチした。

雨雲レーダーを見ても、開催はしそうだけれど小雨が残りそうだったので、一宮大返しをキメて豊明に行った。25kmくらい無駄に走ったけれど仕方ない。

この写真が、F7.1、シャッター速度が4秒。ちょっとトリミング。

規模も含めた大会の性質上、三脚を立てて撮っている人を、他に一人しか見なかった。その一人も自撮り棒を伸ばしたような不安定な三脚(もはや一脚)だったので、本当に「そういう花火大会」ではないのだろう。

そして迎えた、8月10日、根尾川花火大会。そんなに急ぐつもりはなかったけれど、2時間近く前に駐車場に車を駐め、1時間半前には会場に着いてしまった。

おかげでいい場所を確保できたが、一人なので退屈だし、トイレにも行けないし大変。デレステをやりながら開始を待つ。

直前になんとなく「花火撮影 設定」で検索してみたら、F値は8.0~11.0くらい、ISO感度は400みたいな記事を見つけた。それだとだいぶシャッター速度が遅くなるけどどうなのか。

いや、シャッター速度が遅い方がたくさんの花火が一度に写せるか。F値も大きい方がピントが合いやすそう。とりあえず設定してみる。

F9.0、シャッター速度8秒、ISO-400。ちょっとトリミング。

設定中、露出がすごいアンダーになるけど、気にしなくても良さそう。その辺、恥ずかしながら仕組みがあまりわかっていない。

ちなみに開始早々ということもあり、8秒間で1発しか上がらなかった。むっちゃシャッター速度を上げたらどうなる?

F9.0、シャッター速度20秒、ISO-400。ちょっとトリミング。

ああ、これでいいのか。ちなみに、『DC-GX7MK3』はケーブルレリーズがないので、2秒タイマーで撮影している。タイミングは運。Bluetoothでシャッターが切れるアプリがあるのだけれど、上手く接続できなかったり、肝心なところで操作できなかったりしたので使っていない。

今回はちゃんとした三脚を持ってきたので、縦構図も撮りましょうね。

F9.0、シャッター速度15秒、ISO-400。ちょっとトリミング。

なるほど。一気にたくさん打ち上げる系(要するにスターマイン?)だとこうなるか。比較的前半にこの失敗が出来たのは助かる。ここぞという時は、シャッター速度を落とすわけだな?(とその時は思ったのだけれど、今考えたらF値を上げた方が良かったか?)

F9.0、シャッター速度5秒、ISO-400。ちょっとトリミング。

なるほど? ちなみに、割と頻繁にズームを変えたり、ピントを合わせ直したりしている。いつも。本当は一度ぴったり合ったら固定して撮った方がいいのだろうけど、「ぴったり合ったら」の確認が不安なので、帰って見てみたら全滅していたという事態を避けるためにそうしている。

これとか、だいぶピントが合っていない。だいぶ終盤でこういう失敗もあるから、やはりズームやピントをちょこちょこいじるのは良くない気がしないでもない。

で、最後のクライマックスは、2秒タイマーが上手くはまらずに失敗した。ケーブルレリーズがないの、『DC-GX7MK3』の最大の弱点という気がする。

アプリをもうちょっと使いこなせるようになりたいのだけれど、確かカメラ側の設定をいじると数秒触れなくなる仕様で、使い勝手がだいぶ悪い。まあ、与えられた武器で戦うしかない。

ちなみに、2秒タイマーが上手くはまらずに失敗したというより、前述の通り、F値ではなく、シャッター速度を速くすることで明るくなりすぎるのを回避したせいで、打ち上げのタイミングと合わなくなる可能性が上がったとも言える。

改めて見てみたら、全体として大成功とは言い難いので、今年もう1回、どこか花火撮りに行こうかなぁ。去年の、大して設定とか考えずに取った花火の方が綺麗なの、悔しい。

F8.0、シャッター速度3.2秒、ISO-200。ナガシマもリベンジしたいけど、道路の構造上、渋滞必至で死ぬ。

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