コンテンツ作成の継続と、すでにコンテンツ内で扱われている同じ質問を受ける問題

昨日もご紹介した、樺沢紫苑先生と和田秀樹先生の動画を見ながら、感じたことを一つ書いてみます。
何かと言うと、樺沢先生の課題と、私の課題が、重なっているように感じられたのです。

樺沢先生は、精神科医として、精神疾患やその予防に関する質問を、動画の視聴者さんから集め、答えてコンテンツを作っていらっしゃいます。
もう、3000本もの動画を上げてあるのだそうです。
それでも、毎日たくさん寄せられる質問の数々。先生としては、過去と同じ質問が寄せられ、もうそれについては過去に動画を撮ったのだそうです。なので、探してくれると良いな、とのことです。質問者に探してもらえるようにするにはどうしたら良いかが課題とおっしゃっていました。

私も、視覚障害の方のパソコンやスマホのサポートを、必要な方からのご質問に答えてやっていた主に2015年から2020年までの間で、とてもたくさんの知識を得て、複数の方から同じ質問にも答えながらやって来ました。今は、この知識をある程度普遍的な形で(機器のアップデートなどにより変化することも多いので)、文章や音声、動画の形にすることを考えています。私自身は今、必ずお答えするという形では質問をお受けしていないので、もしそういった動画を整備することが出来たら、探して下さいということになると思います。

ここまで考えて、一つ思い当たったことがありました。樺沢先生の質問者も、仮に、私への質問者も、過去の特定の同じ質問への回答を欲しているかどうか、ということです。
質問者は、何を質問したいかを、文章にします。最初は、漠然としていて、何を聞きたいのかもやもやしている状態かもしれません。そして、文章にした状態に持って行きます。その次の行動として、その文章で検索をして、同じ質問への回答を探す、それで良いのかどうかです。
心理的に、その質問を、誰かに共有してもらって、考えてもらうという体験を欲しているかもしれないとも思うのです。
今は仕組みを作っていないので出来ないのですが、質問を複数人数で共有して答えてもらえる仕組み、やっぱりあると良いのかなぁとも思います。以前作っていた、ブラインドオンラインサービスサロンメーリングリストが、ちょうどそういうのを提供したいと思って作った物でした。
私自身も、オンラインサロンの良さは、サロンオーナーやメンバーに、自分の投稿を読んでもらえるところにもあると感じています。
求められる内容を備えつつ、継続可能な形態を考えるには、ニーズ(何が必要とされているか)とリソース(提供出来る物、時間)のバランスが大事だと思いました。

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