高尾の森の6月作業はマタタビの花をめでながら笹狩り

画像1 マタタビの花って、見たことがありますか?遠目では目につきません。この時期の枝先の葉は裏が銀色で陽を受けて光るので察しがつきます。ひっくり返すと花がついてるというかんじです。6月の高尾山での作業は笹と竹の整理がメインでしたが、涼やかなこの花を主役にしましょう。
画像2 手入れをしている森の一部は、笹に覆われています。笹の特性で地下茎も、地上も笹で覆われるとほかの植物が負けてしまいます。人も通れない密な笹薮となっていたので、前回の5月から笹刈りを始めました。地際から切り、かさばってしまうので枝を払い落し、重ねて保管します。日向での作業はとても厳しいので写真が撮れていませんが、時折見上げると、20名弱でひとしきり作業をしただけあって見晴らしができてきて感激です。。
画像3 今回はいつもの登山道ではなく沢から上がってきたのですが、足元にぱらぱらと散っていた白い花がマタタビでした。下から見上げると花がよく見えるのですが、自立せず竹に絡まりついているので、つい竹と一緒に刈ってしまった枝もあります。猫が喜ぶだけでなく、人にもとても活用できるそうです。青い実も、熟した実も、虫に寄生された蕾も。
画像4 葉影の蛾
画像5 刈った笹を集めて、手早く枝を払い、幹と枝葉に分けて、斜面を滑り落ちないよう溜めていきます
画像6 作業した部分は地面が見えてきて、その先の藪状態が見えます。
画像7 去る時には辺りの笹はすっからやなくなっていました。視野を広げると少し先はまだまだ笹だらけという現実もよく見えます。
画像8 木陰で持参のお昼をいただきます。バス停から登山口の間の無人販売所で売っていた地元のタケノコの煮物もおいしく頂きました。
画像9 険しい斜面を下って帰る前の休憩と情報交換

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