種の写真のない種の交換会の記録。これが初めての体験。

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2021年のゴールデンウィーク。自然栽培的な農に興味を持った私は、住んでいる東京から茨城県のhalu農法の農園に出かけました。黒土を耕さずに、肥料や農薬はつかわないで作物を育てる方法を聞いて、皆さんの種の交換でいく種類かの作物の種を入手するのです。
お話をされているのはhalu農法を開発し農園を運営している横内猛氏です。元は全国紙の記者で、東日本大震災で物資が途絶えるリスクを直に味わって、誰でも再現できる安全な食料の自給方法を探求することになったそうです。

お話の後の種の交換会の部では4億年スイカとか、固定種の大根、大豆、と皆さんが次々自分が採取した種を次々と出されます。この日参加者は少額の参加費を払っていて、自分が持ち込んで渡す種がなくても、どうぞ、という種を頂いたり、個別の料金を払って希望の種を入手したりしました。あちこちでこの種は、と情報交換が行われています。
当時まく先はベランダのプランターしか無かった私はおずおずと大豆など幾つかの種を頂いたり購入しました。せっかくだから、とhalu農園自慢のスイカの種も二つぶほど頂きました。
夏になり農園を借りたりしたので、なるほど気持ちが向き始めた時はどうなるか分からないから頂いておくものだと気づいたのでした。

そして、小松菜が見事に育ったビニルハウスや、区間貸しや共同で作業できる区画を案内頂きました。緊張していたようで写真が残っていません。
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畑に来たからには購入できる野菜があるに違いない、と勢いこんで、園内の区分畑を利用している方に声をかけ、大風のところマルチトンネルを開けてリーフレタスを収穫して頂きました。
この日は風が強く、畑を歩くのはもちろん、ビニルハウス中に置いたものも瞬時に土埃まみれになり驚きました。土の洗礼ですね。
こんなのが種の交換会の初めての体験です。


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