![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95052041/rectangle_large_type_2_a704040b30da9620555089fa4bcadfa8.png?width=800)
いちばんやさしいファイナンスの本 財務初心者用
保田隆明著 日本能率マネジメントセンター 1.6.2020 読了
簿記や会計を学んだことのなかった著者が、
証券マン目線でファイナンスをゼロから解説。
時価総額 = 株価 X 株数
純資産 = 今の時点で会社が解散した場合の価値
PBR = 時価総額÷純資産
・・・数値が高いほど株式市場から評価されている。
PBRが1倍を下回ると、
今すぐに解散し純利益を分配した方が株主にとっては利益が多い。
収益構造は業界ごとに異なる。
人件費:飲食業界では約25%、外資系証券会社では45−50%
材料費・場所代:飲食業界にはあるが、外資系証券会社にはない
広告宣伝費:エステや化粧品、飲食業界では高いが、法人向けはあまり必要ない
ROA( Return on Asset): 保有財産に対してどれくらい稼いでいるか
ハードルレート
= 投資額に対して年率何パーセントのリターンをあげないといけないのか。
借入金の金利なども考慮し5−7年に設定することが多い。
適正な手元流動性は業界により異なる。
ゲーム産業などブレの激しい業界では潤沢に必要。
手元現預金の量 = 手元流動性:企業の経済安全度
借金で時間と収益機会を手に入れることができる。
企業による借入金は節税効果にもなる。
株式による資金調達 = 期待収益による株主へのリターンが求められる。
→ 配当か株価の値上がり
= 実質的なコスト
<<M&Aが増える理由>>
= 規模を増やすことにより研究開発費や設備投資費を賄うため。
買収プレミアム:買収時に発生する買収価格と時価総額の差。
平均は時価総額の25−30%。
収益面での増収効果や費用削減等のシナジーが見込まれる場合、
買収後収益を見積もる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?