私がチャレンジし続けられる理由
先日のことですが、昨年に引き続き、地元である世田谷区の生涯学習講座の講師を務めてきました。世田谷区の55歳以上、15人限定の生涯学習講座で、無料で参加できるものです。
今回は国連が定めた17個の目標、SDGsを学ぶ約2時間の講義を行ったのですが、私自身改めてさまざまなことを考えさせられました。
SDGsババ抜きカードで各ゴールの課題を学ぶ
講義の前半では、SDGsの基本的な概念を紹介した後、笑下村塾オリジナルの「SDGsババ抜きカード」を使ってSDGsの17個のゴールに触れる機会を作りました。このゲームは、2人で経営する小さな会社の商品だったのですが、あっという間に1000個以上売れ、ついに2022年の春にくもん出版から商品していただいたものです。
基本ルールはババ抜きと同じですが、このゲームの特徴は、手札を捨てる際に、指示カードの指示に従わないといけないこと。この指示カードには、世界の現状を知ったり、社会の不条理さを体感したり、実際の解決策に向けて行動したりするような仕掛けがあります。
また、体を動かす体験やチームワークで取り組んでもらう体験も取り入れており、子どもから大人まで楽しむことができます。
カードゲームを通じて、SDGsを深く知り、振り返りの時間で私たちが何をできるのか考えます。
ちなみに今回も実施したSDGsババ抜きカードゲームは、くもん出版からの正式販売を機にカードのサイズを大きくしたのですが、おかげでご高齢の方でもすらすら読めるようになりました。今回のイベントを通りてそれを強く実感でき、改良して本当に良かったなと心から思うことができました。
グループワークでSDGs課題解決のアイデアを考える
後半はSDGs課題解決のアイデア出しを行うワークショップを実施。今回は「商店街×テレビ局」というテーマでアイデアを考えてもらいました。過疎化、フードロスなどの商店街ならではの課題や、SDGs貢献となるいい取り組みをしている商店街の魅力を発信するために、メディアの力をどう活かせるか各チームで議論。それぞれのチームに発表してもらいましたが、どのチームも企画の細かい設定まで考えられていて素晴らしかったです。
そして何より、地元の人たちと、地元の課題を想像しながら解決策を考えるいい機会となっていたようです。今回は「テレビ局」というメディアを例にビジネスアイデアを考えてもらいましたが、“地域新聞をつくる”、“YouTubeの動画を作成してみる”、“SNSを運用してみる”など今回のアイデアを元に自分たちでも情報発信をする手段は沢山あるので、ぜひアクションに繋げていっていただけると面白そうだなと思いました。
日本の高齢者は生きがいがない!?
今回参加されていらっしゃった方は、皆さん学ぶこと、人と話すことにとても積極的で、地域コミュニティで新しい友達を作りながら、新しいチャレンジをすることに喜びを感じていらっしゃるようでした。
一方で、私が今まで知る高齢の方の中には、生きがいを見つけられずに悩んでいる方もいらっしゃいました。「どうせ自分は年寄りだから」「仲の良い友達もあの世に行ってしまって楽しみがない」「友達と話しても、みんな自分の病気の話で持ちきり…」そんな話を聞いて、半ば“歳を取ったら仕方ない”と諦めてしまっている自分もいました。
内閣府の60歳以上の方を対象におこなった調査によると、日本の高齢者は仕事を続けたいとしても、その理由は、「収入が欲しいから」。一方、ドイツやスウェーデンは「仕事そのものが面白いから、自分の活力になるから」と回答する割合が多いことがわかります。さらに、日本人高齢者は現在の生活に対する満足度も低いのが現状。
高齢化する日本で、定年後の時間の使い方にはまだまだ課題が残っているなと深刻に感じます。就労を希望する高齢者に対して、様々なニーズに対応した就業機会を民間、行政ともに提供していくべきたど思います。また就労以外にも今回のような自主活動やボランティア活動の機会も増えていくべきです。
※グラフ引用元
内閣府「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」(平成27年)(注)対象は60歳以上の男女(施設入所者は除く)
年齢に関係なく、人は輝ける
そうではなく、いくつになっても学ぶことに喜びを感じ、行動し続ける人は本当に魅力的だなと心から感じる1日となりました。
ちなみに現在私が出場しているBeautyJapanという女性向けコンテストには、70代で出場している方もいらっしゃいます。年齢や立場、職業などに関係なく、どんな環境でもチャレンジし続ける人は誰だって素敵。
またそういったチャレンジの機会の場が少しずつですが増えてきているのは素晴らしいことだなと改めて感じました。今回のようなコンテストであれば、同じように切磋琢磨する仲間と出会えるので自分のモチベーションを保つことができるし、何よりどうせ出るなら勝ちたいのでがんばろうと思える。これは私自身出場を経て強く感じましたし、最高の仲間との出会いが、私が常に新しいことにチャレンジできる原動力となっています。
私自身10代のころの無限の体力はなくなったし、時々「Z世代がうらやましいな〜」と思ってしまうこともあるのですが、まだまだできることはいくらでもあるし、挑戦をし続けたいと思います。
なお講演会のご依頼であれば、世界中、全年代、365日可能な限りお伺いしたいのでぜひお気軽にご連絡くださいませ!社会課題の解決のためには、小さくてもいいので私たち一人一人が一歩踏み出すことが大事。その大切さを伝えながら、自分自身いつまでもアクションをしつづけられる人間でありたいと思います。
また、今回使用したSDGsカードはAmazonや書店で購入できるので、興味持ったかたは買ってみてくださいませ。すべての文字に振り仮名もふってあるので、小学校中学年くらいから使用できます。
テレビ、新聞などのメディアでも多数取り上げていただいている実績あるカードゲームです。過去には住友商事さん、東京メトロさんなどでの企業研修でも使用していただいているので、詳しくは笑下村塾HPをご覧ください。
日本大会に向けて応援お願いします!
最後に!現在私はBeautyJapanというコンテストの日本大会に向けて準備をしています。社会で活躍する女性を応援するコンテストで、この大会でも女性経営者として笑下村塾の取り組みや想いを発信しています。
一人でも多くの方に最終ステージで私の想いを伝えるためにも、ぜひ皆様からの応援をお待ちしております。
下記ページのフォローが応援につながるほか、いろんな情報発信もしていくのでぜひチェックしてみてください。
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日本大会ガイドブック購入
少々お値段お高めですが、個性溢れるファイナリストたちのメッセージや素敵な写真が載っているガイドブックをぜひ見てみてください。購入が私個人の応援にもつながるので、希望の方はぜひ直接ご連絡ください。価格:1冊¥5830(税・送料込み)
当日の応援
11月25日愛知県蒲郡市で行われる日本大会にお越しいただける方はチケットを私経由で購入いただけますのでぜひご連絡ください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!笑下村塾の取り組みも頑張りますのでそちらももちろんご注目ください。引き続きどうぞ宜しくお願いいたします!
株式会社笑下村塾 代表
相川美菜子
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