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常識の覆すアイディアを生む方法

こんにちは。minakoです。

新規事業を作る上で、新しいアイディアの発掘方法を学びました。
実際にワークしてみると、自分がいかにいつも常識に捉われて生きているのかを気付かされた。

教えてくださった方は、大手会社に勤務し、自動販売機を用いて新しい新規事業にチャレンジされている方で、新しいビジネスを行う背景などお伺いした。

今回は、具体的な話を書くとややこしくなってしまうので要点だけまとめて書く。

主に、
・新規アイディアを作る上で、大事な考え方
・仕事でうまくいくためのサイクル
をメインに進めていきます。

アイディアの創り方

そもそも新しいアイディアを作るのには、3つのSTEPが重要なのだという。

それが次の3つに従って進めていく。

①広い既知の獲得
→そもそも自分がたくさんの業界のことを知っていないと生まれこない。
②因数分解&ストック
→既存の事業の要素を分解していき、溜めていく
③因数の組み合わせ
→分解した因数を組み合わせていく

その方は、”部分的退化戦略”という風に呼んでいた。

その方が自販機の事例がわかりやすかったので、ここでも引用させてもらう。

前提として、その方が開発されたものがその方が立ち上げた事業は次のようなものであるとして認識していただきたい。

受け取りに払う。
冷蔵された商品
商品搬出される

受け取りには払う。
冷蔵されていない商品
商品搬出されていない

という風に置き換えていくのである。

普段の当たり前を要素分解して逆転させていくと、新しい事業ができるのだという。

このようにしていくと、新しいアイディアというものはいくつも生まれてくるのだ。

新しいアイディアを作る上で、大事にしたいもの

重要なことは、効率化と非効率化、合理と非合理のバランスである。

効率を求め続けてしまうと、最終的には機械のようになってしまう。
だから、非効率を求めることによって人間性を増していく。

人間の温かみを出すと非常に良いものができてくるのだという。

面白いの定義は、合理:非合理=5:5だという。
便利なものも必要な一方で、ちょっと面白みのある方がバランスが取れるのだという。

その原理で次のような事業も開発されていた。

本来であれば1人で使えば便利なものなのに、わざわざ2人で使わないと使えない自販機を開発したのだという。

このようなアイディアだからこそ面白みが生まれるのだという。

新規事業を作るにあたっての心構え

そのようなヒット事業を出すには、次の3つが必要であることを学んだ。

  • 仕事を作るor選べるようにすること

  • ビッグアイディア症候群にならないこと
    アイディアは出すのが簡単だが、実行するのが難しい。人がやらないことをやるだけで十分ハンデにはなる。
    出すアイディアは他の人と大差ないことが多い。

  • GOが出ると思わない
    "GO or NO GO"ではなく、”STOP or NO STOP"で捉えること。

この3つの手順で実行する重要性を学んだ。

また、ロジックではなく、”成し遂げたい”という熱量が非常に重要であるとおっしゃっていた。

そのために、協力者と新しいプロダクトのプロトタイプを作成したり、PL・BSよりエンドユーザーの熱狂を重視することの方がよっぽど伝えやすい。そして、顧客・現場のエースを巻き込み、NOと言わせないような巻き込み方が重要だという。

それにより、格段に仕事がしやすくなるだ。

誰しも突飛なアイディアを持っているわけではない。
当たり前に結果を出すということをやり切った上で、アイディア出しを行い、実行までやり切るということが必要だと今回を通して理解した。

最後に自分が意識すること

まずは結果を出すところからやりつつ、新しい事業に向けては少し遊びを持たせられるような余裕が必要であることを学んだ。

自分はまだスタートアップにいて、お金が潤たくにあるなかで仕事するわけではないから難しい一方で、しっかり最後までやりきらなければならないと感じた。

今回の学びをきっかけに、新しいことに挑戦していきたい。

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