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自分らしい人生の選択について考えてみた 〜「スタンフォード式 人生デザイン講座」を読んで〜

こんにちは。minakoです。

今週もnote更新です!!

今回は初めて、本を読んだ感想を綴っていきます。

このnoteでは本の内容を共有するというより、この本を読んで影響された私の価値観の変化を書いたので、もし内容が気になった方は是非読んでみてください!

また、話の概要だけでいうとこちらの方がまとまっているので、是非参考にしてみてください。

この本との出会い

この本を知ったのは今年の1月のことでした。

就職活動、真っ最中の私に、ある方が薦めてくれた本でした。
これは一度読んでおいた方がいいと言われていて、姉にも、"持っているから貸してあげるよ"と言われたのですが、本を読むのを面倒臭がって、先延ばしにしていました。

今の自分よりもその頃の自分はかなり怠惰な人間だったので、、、💦

ところが最近、自分の人生を生きている経営陣のみんなを見て、自分の人生の選択について合っているのか間違っているのか不安に思うようになりました。

今までの大多数に流されて決める選択をどうやったら変えたらいいのかを考え始めるようになりました。

就職活動している時以上に自分のキャリアに向き合い始めたので、そういえば、こんな本あったなと思ったので、自分の人生の選択の助けになればいいなと思って、手を伸ばしてみることにしました。

本を読んだからといって簡単に人生を決められるっていう話でもないですが、その本に自分の今までの価値観を変えてくれるような内容がたくさん詰まっていました。

ここから感じたことを共有していきたいと思います。

自分には、意志がないという悩み

突然ですが、私はずっと前から薄々感じていたことがあります。

自分の選択にこれまで明確な意志があったのか分からなくなってしまうことです。

どういうことかというと、私は"他の誰かとは違う存在でありたい"と思う一方で、"周りと違うことを行う"ことへの恐怖心が拭えず、最終的に、周りの人と似たような道を選択するという行動をしてしまう傾向があります。

(私だけじゃなく、社会の風潮を考えてみても、この悩みを持っている人は結構いると思うのですが、どうですか?笑)

だから、時々人生を振り返ってみた時に、自分の意志はどこにあるのか不安になってしまうのです。

自分の中の顕著な例として、受験が挙げられます。

自分の選択肢を広げるためになるべく優秀な学校に通いたい!
とか、口ではつらつら言っていますが、
周りが受験をしているから自分には受験をしないという選択以外考えられないし、なんとなく頭のいい学校を目指そうかな。
というのが本音で、そこには自分が〇〇したいという思いはありませんでした。

しかも質が悪いことに、〇〇したいのような目的なくても、大学合格という結果がついてくるので、無闇やたらに頑張れる自分を評価してしまうのです。

その一方で、大学で、勉強に夢中になっている人や、〇〇やるためにこの大学に入ったという人を見ると、自分がやりたいことがないという状況に劣等感を感じずにはいられないのです。

要するに、私は、自分の目的を理解しないまま、突っ走ることができちゃう人なのです。

自分の考え方がもたらした仕事での失敗

本書の人生設計という話からは少し脱線するのですが、上の話に関連して、私は先日、とある失敗を起こしました。

タスクと仕事の違いを理解できていなかったがゆえ、目の前の仕事を頑張りすぎた結果、自分のキャパシティを超えてまったことです。

自分ではまだまだ仕事をできると思っていたのに、休むことになり、私は周りに迷惑をかけてしまいました。

目的がなくても頑張れてしまう人間なので、タスクをたくさんこなすのは、周りよりも得意です。

だから、無意識のうちに、これしなきゃ、あれしなきゃの感覚にとらわれ、自分自身を追い込んでいたのです。

でも今の会社では、私が得意とするこの闇雲な努力は通用しません。

なぜチームの最大化するように考えられないのか、なぜ効率よく仕事をやらないのかと指摘され、終いには、頭使えてないからちゃんと休んだ方がいいんじゃないかとまで言われました。

今までこのようなことを指摘される機会はなかったので、気がつくことができませんでしたし、まだまだ頑張れると思っていたので、言われたときは到底受け入れがたいものでした。

ただ、一呼吸おいて考えてみると、彼らが言うことは、確かにそうだったので、最終的には休むことにしました。

その時は周りに頼ることができなかったことが1番の原因だと思っていました。

もちろんその原因も一つありますが、今なら、この本でいう"行きづまり思考"に陥っていたことがはっきりわかります。

では、どういう思考方法が理想だったのかというと、この本では、ある問題に対して既存の視点にとらわれることなく、別の視点から物事を考え直し、色々なアイディア出しを経て、プロトタイプを作り上げながら試行錯誤していくことが大事だと言っています。

仕事も全く同じです。

常に常識から外れて、新たな視点からみることは欠かせませんし、自分たちが打った施策の実行まで持ち込み、その結果を確かめながら、改善していかなければ意味がありません。

自分のリソースをタスクをこなすことではなく、頭を使って仕事をすることに割くくことが大事なのです。

私は、この本を読んだことで、この自分の性質的な部分に気がつくことができたと思ったので良かったと思っています。

この本から学び

再び、人生設計の話に戻しますと、この本から私が得た感想は大きく2つあります。

①私が想像するよりも、人生はノーリスクであること
②自分はまだ何も試していないということ

①は、失敗をよりポジティブに捉えることの重要性の話です。

そもそも人生に唯一の正解なんてものはないので、失敗なんてものはないので、自分にとって良い人生は1通りしかないと決めてしまうことがすでにナンセンスです。

だから、冒頭で私は、

自分の人生の選択について合っているのか間違っているのか不安に思うようになりました。

と言いましたが、この考え自体が大きく間違っていたのです。

一時的な結果としてうまくいかないことはもちろんあるとした上で、一度の失敗を試行錯誤の結果の一つと位置付けて、次につなげられるかどうかが大事なのです。

そして、この本によると失敗しても人生は、いくらでも修正が可能なぐらいノーリスクらしいのです。

②は、とにかく、好奇心を持ってやってみるという考えです。

この本に載っている事例をみているだけで、私はまだまだ行動していないのだと気がつかされます。

自分の人生の目的が分からないなら、目的ある人に聞けばいいですし、迷っていることがあれば、それを周りの人に聞いてみれば良いのです。

人生を悩む前に、手を動かす!これが大事なのです。

どうしようと悩む前に行動してみる。幸い、今の私は、悩んでいるだけでなく、ひたすら今いる会社で動くことができています。

会社で動くだけでなく、人に頼るという意味でも色々な話を聞いたり人に手伝ってもらったりできたらと思っています。

①・②の考えは、自分の人生観をふわっと軽くさせてくれるとともに、自分の人生をしっかり歩むためには、まだまだ目の前のことを目的を持ってしっかりいかなければならない思わせてくれました。

最後に

この本を読んだ人ならわかると思いますが、章末ごとにワークがついています。

私は本を読んだだけで、まだ手を動かしていません。

今日から自分の人生に向き合いながらしっかり手を動かして、より深い学びを得たいと思っています。

もし面白い結果が得られれば、別の機会に話したいと思っています。

追伸:
私の会社では。まだまだ採用強化中です。
一緒に高め合っていける人ができる人だったら、絶対楽しいはずです。
もし興味がある人は私まで連絡くれると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

minako

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