SIGMA fp Lの問題点

あたしは、SIGMA fp Lを発売日に購入して2023年7月15日まで使用してきました、有効画素数6100万画素のSIGMA fp L画素数だけ見ると魅力的なのですが、実際使用しないとわからない落とし穴がいくつがありました。
fpと比較してあたしなりにわかったことをお伝えします。

【fp とfp Lとの問題点を比較 】
1:fp Lの起動時間がfpより遅い(体感しないとわからないです。)
2:fpよりもfp Lの方が5g重量が増している(fpの方が軽く感じます)
3:fpはAFレンズ使用時のスチール撮影時では電子手振れ補正が使用可能でしたがfp Lは非搭載となっています(実はこの差が非常に大きいです)
4:fp Lのバッテリーの持ちはfpと比べると悪くなった(fp Lは高画素になったおかげで消費電力大きくなってしまいましたためです)
5:fpと比べてfp Lは白とびしやすくなった(fpだとF5.6にで十分だったのにfp LはF11に上げないと白とびして撮影ができない箇所がいくつもあった)
6:SSDを使用時fpではSDカード使用時とほぼ同じバッテリー消耗でしたがfp Lはバッテリーの消耗が速くなった
7:EVFを取り付けると外部USB給電ができなる(fpはもともとUSB給電は非対応)
8:カメラ内で撮った写真の拡大する時fpの方がスムーズなのですが、高画素になったfp Lでは約2テンポ待って拡大が開始される(fpとfp Lのバッファー容量は同じだと思われます)
9:fpではマニュアルフォーカスレンズを使用する時F値や露出をシビアに設定する必要がないのですが、fp Lではホワイトバランス調整がうまくできないのか、シビアに設定しないと白とびしたり、暗くなった写真が撮影されます
10:fpはローパスレスなので細かい部分まで解像している写真が撮影できますがfp Lはローパスフィルター搭載なので撮影した写真はフィルターかかったような眠たい写真になるためので細かな現像等が必要になります
11:fp Lは像面位相差搭載のセンサーを使用しておりAFレンズを使用する方には恩恵はあるのですがAF速度をfpと比べると多少早い程度です(体感ではfp同じAF速度しか感じませんでした)

多くの問題点があるSIGMA fp LスチールでAFレンズを使用するだけであればお勧めできるカメラです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?