「小沢健二」の歌
小澤先生に師事する前から健二さんの歌が好きだった。
「喜びを他の誰かと分かりあう!
それだけがこの世の中を熱くする!」
という「痛快ウキウキ通り」のワンフレーズが、私の人生観のほぼほぼ全てを表している。
ちっ、人の人生観ひとことで表しちゃうの反則だろ、という口惜しさもある。
どの歌も言葉の選び方が、ことごとくツボだ。
常に聴いている訳ではないけれど
定期的に補給が必要な言葉とメロディ。
小澤先生と牧子先生には、18から
様々なものの見方を教わり続けているけれど
同じくらい健二さんの歌から
影響を受け続けている。
苦手だと感じていたオペラを好ましく思えたのはウィーンで征爾さんに練習風景を観せてもらってからだし、
ファミリーを育てるってことを見せてくれたのはさくらさんだし、大変有り難いような、やはりどこか口惜しいくらいに、小澤家からいつの間にか沢山のものを受け取っている。
喜びを分かち合うことで喜びを感じる才能。
そんな才能の集まりから溢れ出たのが健二さんの歌なのかもしれない。
恐るべし小澤家。
恐るべし「小沢健二」の歌。
何だかんだと考えても結局、ここに戻る。
喜びを他の誰かと分かりあう
それだけがこの世の中を熱くする〜♪
表現したかったことをピタリと表現されて
口惜しさ余って大好き100倍である。
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