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ルーチンの罠に落ちないためには #人生に効く昔話の処方箋

社名も内容の一部も間違えた営業メールが届いた。

業務の効率化にテンプレートは必須だけれど

「自分の言葉」を使うべき所は使うという意識がないと非効率で成果も出ないよね。他山の石。

日本の昔話「馬の尻に札」では、親戚の新居の祝いに行く息子に、家を見て柱に節穴があったら「良い普請ですが、この穴だけは残念なので火の用心の札でも貼ったらどうですか」と言うように親が仕込む。

実際に、柱の穴を見て、覚えたセリフで親戚に感心されたのも束の間、続けて案内された馬屋で馬の尻の穴を見て、全く同じセリフを言って呆れられた、というお笑い話だ。

笑えるけど、笑えないね〜。

効率を考えて、或いは惰性でやっていることでミスって信用をなくし、振り出しに戻る。

時折、確認。

いつの間にか頭を使わなくなっていることはないか?息子のように。

ルーチンのテンプレ仕事には

自分の頭や言葉を使う工程を

ひとつ足しておこう。

惰性の中で

馬の尻の穴を褒めないうちに。

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