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ケ・セラ・セラ

風呂に入ったら扉の向こうで長女(高2)の嘆き声。

嘆きを聴きながら、湯船の中で

ケ・セラ・セラ〜♪ と気持ちよく歌い、

そういえば、座右の銘ならぬ座右の歌が

ケ・セラ・セラになったのは中3の時だったと思い出す。

中学の文化祭実行委員長になり、部と部、先輩後輩の間の調整に悩んでいた時、ラジオ英会話から流れて来たこの歌に救われたのだった。

今思えば、中高合同の文化祭で、多少失敗しても何にも失うものなどないし、頭と心を悩ますような問題じゃない。

でも中3の自分には眠れぬ程の大問題だった。

今も何かあると

ケ・セラ・セラ〜♪ と歌う。

あの時と同じで、これも後で振り返ると大した問題じゃないだろう、と思える。

そして、大人にとって小さなことが

子どもにとっては大問題だということも

思い出す。

口ずさむ間に、過去から未来まで簡単にタイムスリップする歌。

嘆く子の横で、歌う。

聴いてないけどね。

Que sera,sera
Whatever will be,will be
The future’s not ours to see
Que sera,sera
Whatever will be,will be




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