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やる気がでない時はどうするの? #人生に効く昔話の処方箋

やる気がでなくて、ごろごろ。

ごろごろしても、やっぱりやる気がでないで寝ている。何をする気も起きない。

そんな時は、昔話「寝太郎」をどうぞ。

長者の隣の貧乏な家に

一年中、朝から晩まで寝ている怠け者の男がいて

両親には嘆かれ、皆には「寝太郎」と呼ばれていた。

ところが、ある時むっくり起き上がり、鳩を捕まえてきて

夜になると大きな木の上から隣の長者の家に向かって

「わしは村の鎮守の八幡さまだ、隣の寝太郎をお前の娘の婿に取れ」と

叫び、鳩の足にちょうちんと鈴をを下げて鎮守の森へむかって飛ばしたの。

長者は、暗闇の中に鈴の音を響かせた光が鎮守の森に向かって飛んで行ったので

すっかり信じて、寝太郎を婿にした。

寝太郎も人が変わったように働き者になって、めでたし、というお話。

私の師匠が、子育てに悩むお母さんたちに伝えてきた

人の成長には、寝ているような期間も必要なんだよ、一生寝てる子はいない、いつかは起きるよ

というメッセージ。

子どもの成長を気長に待てるという効能で

多くのお母さんたちを救ってきた「寝太郎」だけど、、、

今、自分のやる気のなさや、自分のぐだぐだ寝ているような期間を

自分自身が待てるようになるために

使いたい。

大人の成長にも寝太郎タイムは必要だ。

色んなことを怠けて、先送りしちゃったり

やる気がなくてぐだぐだの自分の中の

「寝太郎」を信じよう。

そのうちむくりと起き上がり

何となく上手くいって

動き出せる日がくるでしょう。

その日まで

おやすみなさい。

ぐだぐだぐだ。

だらだらだら。

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