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自分の生きる物語を選ぶということ
息子が小学校で同級生に首を絞められ、殺されかけたことがある。
結構なおおごとになり、いじめ第三者者調査委員会が開かれたり、文科省の声明が出るきっかけになったのだが、詳細はいつか、誰かの役に立つ形で書くとして…。
最終的には、息子にも加害児となった同級生にも
まぁまぁ悪くない形のソフトランディングの結末。
共に小学校を無事卒業した。
私が、加害児をとことん追い詰め、追い出さなかった事を非難する人
大晦日から『かがみの孤城』に脳味噌ジャックされるの巻
大晦日に息子(高2)と次女(中2)連れて樺沢 紫苑先生激推しだった『鏡の孤城』を観た。
結果、大晦日の脳味噌を完全ジャックされ、今も余韻の中にいる。
語彙力のない娘は「ヤバい。今まで観た映画で一番良かった神・映画」と言い、自分でも小説を書く息子は「伏線回収の順番がうま過ぎて悔しい位良かったetc....」と語り続けていたので子どもにも響く所が多いのだろう。
不登校の子どもたちのストーリーでもあ
子どもを産まなきゃダメなのか #人生に効く昔話の処方箋
子どもがいなくて肩身が狭いという若い友人の話を聞いた。
時代が令和となっても
女は子どもを産むべきという強い圧力が残っているのか、、、と自分たち大人の責任を感じる。
昔話の中で活躍する登場人物たち。
例えば、桃太郎も一寸法師も子どもがいないお爺さんとお婆さんが拾って育てた子どもたちだ。
子どものいないお爺さんとお婆さんが、神様のお告げにしたがって拾った子が一寸法師。
一寸法師が旅にでたとき、通
『ミセス・ハリス、パリへ行く』〜人生はあちらとこちらで出来ている
小学生の頃、原作『ハリスおばさん、パリへ行く』は愛読書の一冊だった。
猪突猛進で夢を叶える元気で明るいハリスおばさんが好きだった。
大人になって映画館で再会した「ミセスハリス」は、酸いも甘いも噛み分けた素敵な女性で、相変わらず猪突猛進で夢を叶えていたけれど、夢と現実の行き来には、多少の痛みや苦味のあることを教えてくれた。
昔話で、主人公はあちらとこちら、彼岸と此岸を行ったり来たりして幸せを獲得
『ザリガニの鳴くところ』〜自分の魂の尊厳は、まず自分が守る
どこにいても、誰といてもいなくても
どんな状況にあっても
私は、私の魂の赴くままに生きていこう、生きていけばいいのだ、と涙が出た。
自分の魂の声を聴けるのは自分だけなのだから。
『ザリガニの鳴くところ』
MOMOさんが今年一番の作品というので仕事を早めに切り上げて観に行った。
私はいつも中途半端で何でもない人間だと感じて来た。大学の助手を辞めた数年後には、学会からも離れ、細々と研究を続ける市井
未来をサバイバルして欲しい大切な人に贈る『言語化の魔力』(樺沢紫苑著)
悩みを抱える人と悩める人を支える全ての人におすすめしたい本。
私は、10代から20代初めまでに親を突然亡くした親しい友人に寄り添う機会が4度あった。事故や病気など4人の事情はそれぞれ違うけれど、毎日のように共に行動する友人の環境の激変をどう支えたらいいのか迷い続けた中高大の10年。
今では、そういう巡り合わせもあると思えるけれど、当時は自分の近しい友達ばかり何故、もしかして自分が悪いのかと思い
『マネするだけで「文章がうまい」と思われる言葉を1冊にまとめてみた。』(山口拓朗著)コピペするだけでいいんです!
本当は秘密にしたいけれど
徳を積みたいお年頃なので
良いものは皆さんにシェア。
文章力を上げたい人のための虎の巻、を見つけてしまったのである。
中高生の子ども達にレポート見てと頼まれた時、駆け出しのライターさんの原稿を確認する時、同じ言い回しばかり使うのを類語辞典を渡して、直すよう言ってきた。
でも、そもそも元の言葉を思いつかなければ、置き換えもできない。
結局は、語彙力付けるしかないけれど、す
やる気スイッチの見つけ方、を見つけた #自分をご機嫌にする習慣
ここ最近、何となくやる気がなくて
疲れてんのかなぁ、いよいよ更年期かなぁ、それとも季節の変わり目だから?
と考えながら、会社の仕事以外の色んなことをペースダウンしていた。
でも、ぜ〜んぜんやる気が出ない。
今日、文章の専門家のやまたくさんと
お話をしているうちに
いつの間にか
「自分」に矢印を向けてしまい
やる気がなくなっていることに気付いた。
矢印をググッと
自分の発信や行動で役に立
数字にだまされない本 深沢真太郎/ 『ファクトフルネス』の次に読む本
山口拓朗やまたくさんのライティングサロンでビジネス数学の深沢真太郎さんのお話しをうかがう。
無駄なく理路整然とした語りの中にユーモア溢れる講義で、17年間悩んでいたお金と数字に関する悩みが一瞬で解消した。感動のあまり、新刊を買って帰り一気読み。これまた素晴らしく分かりやすい本だった。
大ベストセラーとなった『ファクトフルネス』で自分たちがいかにバイヤスかかかった頭と心で世界を捉えているかを思い
いきなり成功する人のひみつ #人生に効く昔話の処方箋
成長フェチで
自分が成長することも、他人の成長を見るのも好き。
もっともっと、と学びたがって、私なんてまだまだです、という。
そんな私とあなたは
いきなり成功、いきなり幸せを自ら遠ざける病。
必要な処方は、日本昔話「間のいい猟師」。
とにかく間のいい男の話。
お祝いに招かれてもご祝儀のお金がない貧乏な男だけど、土産にしようと
弓を射れば鴨が群れごと捕れ、転んで草を掴めばウサギと山芋
壊れる前にたちどまることにした #自分をご機嫌にする習慣
わたしは、「疲れている」らしい!
信頼できる仲間たちから「疲れている!」「過活動!」「出来ているのに自分は出来てない。もっと頑張らなきゃと思ってる」「自分に厳しいひとりSM状態」と口々に私の現状を伝えられる。
自分では,全くわかりません。
わからないけれど
「大事なこと以外とにかく捨てて」「わくわくすることやったら」「一度立ち止まったら」というご提案に従ってしばらく、自分をご機嫌にすること
やる気がでない時はどうするの? #人生に効く昔話の処方箋
やる気がでなくて、ごろごろ。
ごろごろしても、やっぱりやる気がでないで寝ている。何をする気も起きない。
そんな時は、昔話「寝太郎」をどうぞ。
長者の隣の貧乏な家に
一年中、朝から晩まで寝ている怠け者の男がいて
両親には嘆かれ、皆には「寝太郎」と呼ばれていた。
ところが、ある時むっくり起き上がり、鳩を捕まえてきて
夜になると大きな木の上から隣の長者の家に向かって
「わしは村の鎮守の八
恋愛が続かない人はどうするの? #人生に効く昔話の処方箋
昔話に訊けば
何でも答えが出ると思ったら大間違いですよ、と
言いながら処方箋をお渡し。
日本昔話「つる女房」と「月見草の嫁」をブレンドでどうぞ。
ご存知「つる女房」は、男が助けたツルが嫁になって立派な反物を織り、恩返しするが「覗いてはいけない」と伝えたにもかかわらず機織り姿を男に覗かれてツルになって去るお話。
「月見草の嫁」は、歌のうまい牛飼いのところに、歌に惹かれた月見草がやって来て嫁
幸せな夫婦になるには? #人生に効く昔話の処方箋
幸せな夫婦って、どうやってなるのかね?
そんなことを知りたいあなたと私には
日本昔話「うなぎの恩返し」をどうぞ。
土用のうなぎが良く売れる季節、男が沼で大きなうなぎをとったので「これは高く売れる」と喜んで持ち帰ろうとすると
沼から「けんぼう、けんぼう、いつ帰る?」と声がして、背負ったうなぎが「こうなったら、いつ帰れるかわからない」と返事するのが聴こえたので可哀想になり、うなぎを沼に放してや
白黒付けずにいられない病をどうする? #人生に効く昔話の処方箋
ルール違反の酷い過ちは正すべきである。白黒はっきりすることは、とても大事。
そう考える人が多いから、皆、ルールを守り、摩擦の少ない社会生活が送れる。
でも、性急に白黒付ける癖は、色んなことを見落とすから、よく分からない気持ち悪さを抱えることは意外と大切。
昔話「ぬすっと女房」は
旦那に盗みをさせる女房の話。
盗みをしたくない男は、すぐに見つかるようなものばかり盗むのだが女房がいつも上手。
夢も目標もない人はどうしたらいいの? #人生に効く昔話の処方箋
夢に日付を入れましょう、とか
目標から逆算して計画しましょう、って言われるけど
そもそも夢とか目標が見当たらない…。
なければないで、いいけれど
それでもやっぱり夢とか目標が欲しい人には
日本昔話「夢買い長者」をどうぞ。
元旦にお爺さんが「宝物を積んだ大船にのって、お前の内股にのりこんだ夢を見た」とお婆さんに話し、馬鹿げた話だと大げんかになる。
そこへやって来た隣の爺さんが、夢を気に