見出し画像

引っ越し完了

山の家を引き払って、街の家に帰ってきた。

10年前に独りで住み始めた山の家。
6年前に夫と出会ってからは、夫のいる街の家と行き来するようになった山の家。
2021年末に「2022年の3月いっぱいで山の家から引っ越す」と決めたときから今日まで、「家を出る日、わたしどんな気持ちになるんやろうなぁ・・」とドキドキしていた。

今のわたしは、山の家を中心とした人間関係で成り立ってるところが大きいから。山の家を引き払うということは、かなり大きな喪失感を伴うんじゃないか、と。

では、実際に引越しを完了した、いまの気持ちはどういうものか?

・・・・絵にしてみようかな。

2022年4月3日の気持ち

左上から、カレーせんべいとビールで乾杯するわたしと夫。
その右、眉の上を掻きながらこの絵を描いているわたし。
その右、一度起きたけどすやすや寝ている子たち。
左下から、これからわたしはこうなるのか?と思って描いてみたわたし。
その右、でもなんかちがうな、でんぐり返しでポーンって立つ感じかな?と思って描いてみたわたし。
その右、実際にはあともう4つ重要な手続き残ってるんだ・・と思い出したわたし。

なんか、こんな感じだな。

今までの諸々の出来事と、まだ見えないこの先の生活をまずは祝いたい自分、それでも何かまとめたい自分、忘れていたけどしなきゃいけないことを把握したい自分までいて・・・

落ち着いているじゃないか。

そっかー、こんな気持ちなのかー。

この一ヶ月、引っ越すための片付けをめちゃめちゃ頑張ってたのがなんとか終わった(鍵を引き渡す一時間前まで掃除機かけてた・・)ことへの達成感からかもしれないし、喪失感はもうちょっと経ってからグワーって襲ってくるものかもしれないけど、想像していたより、落ち着いてるもんなんだな。

どちらかというと、転居を決めた時の方が悲壮感があったかもしれない。
「山の家から出ていく」と話したとき、山の地域の人たちがどんな反応を返すのか(また、返さないのか)不安に思っていたからか。でも最低限の人たちに挨拶していく中で「来る者拒まず・去る者追わずだなぁ」と改めて感じて、不安にまつわる名残惜しさは薄れていった気がする。

荷物を運びながら、2つに分かれていたものが1つに戻っていく感じもあった。物理的なことが、精神的なことへ結構な影響を与えているんだなぁ。

そうかぁ〜 こんな感じか〜〜

サポート頂いたら、画材か紙か学びに投資させていただきます!