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5月12日。サービスのレベルを上げるには

昨年から、「日本で一番市民の利用が進むスマートシティ」を目標に掲げている。
友だち数177万人の福岡市LINE公式アカウントを筆頭に、とにかく市民の皆さんの役に立つサービスを提供することを重視し、どれだけ利用されたかを指標としてマネジメントしている。

目標を掲げることで生じるジレンマがある。
組織の目標を達成することが目的、サービスをつくることが手段になってしまう。そうなると往々にして良いサービスは生まれにくくなるのだ。

では、良いサービスに必要なものとは。
これは、個人の志(エゴに近いもの)に由来すると考えている。

こういう人たちの役に立ちたいとか、こういう課題を解決したい、という強い思いが必須なんだと思う。
それがあることで交渉困難な場面を乗り越えることができたり、打開策を必死に考えるようになったり、ディテールまでこだわるようになったりする。

組織をマネジメントする中で、ただ目標を設定し管理するのではなく、個人の志が活きる機会をつくることも大事にしていきたい。

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