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学習メモ:キャリアコンサルティングを企業に活かしていくには

「終身雇用ってなに?」
という時代になり続けていっています。

不確実性の時代、どのようなことに軸を置いて「仕事」をしていきたいか、自分のやりがいはなにか、見えていますか?

会社で与えられた目の前の仕事に追われて将来なんて考えてられないよ、という方も多いかもしれません。(僕も残念ながらまだあまり見えていません)

では、目の前の仕事が終わったらどうなりますか?当面忙しいから目の前の仕事はなくならないかな(^^;

目の前の仕事がなくなって、燃え尽き症候群になる人もいます。
企業の配置転換もないとは言えません。
また、もしかしたら、企業自体がなくなることもないとは言えません。

そうなったとき、どうしますか?平常心は保ってはいられないとは思いますが、新しいやりがいを見つけられそうですか?

一方、経営者側からみると。

「合わないんだったら辞めるのは仕方ないよね」「辞めてく社員のことは知らない」となりますか?

このようなケースで多くの場合は、辞めた方の分、どなたかに入社いただかないといけないですよね。そうすると、広告費、教育費など、多大なお金がかかりますよね。

従業員が辞めないこと、さらには自社でやりがいを見つけていきいきと働きつづけてその会社で成果を出していくことが、一番だと思いませんか?

それにはどうすれば良いのでしょう??

「個人と組織の共生」という考え方があります。
個人の成長が企業の成長にも寄与するという考え方です。

成長ってなんでしょう?なにを成長と呼ぶかはその人その人によって変わりますよね。どうなれば自分が成長したといえるか、言えますか?

成長した=目標を達成したとき、でしょうか。

目標を見つけることを個人としてやっている方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、会社の制度の中でやっていく時代なんです。

それが「セルフ・キャリアドック」といって、従業員のキャリア形成を促進・支援することを目的とした取組みです。

キャリアコンサルタントが、従業員に対するキャリア研修と個別のキャリアコンサルティング(面談)、それらの結果に対するフォローアップをしていくというものです。

研修したり面談したりという費用はかかりますが、辞めて再度教育してとか、人を採用するときの広告費などを考えたら、会社としての成果も上がり、安いものではないでしょうか。助成金でいくらかは助成される可能性もあります。

でも、助成金をあてにしちゃダメです。社員の教育は投資でお金をかけなければいけないところ。助成金は「もらえたらラッキー」で、もらえないからと文句を言うようでは社員は成長しません。企業のほうでも「どうなったら成果になるか」のものさしを持っておくと良いと思います。

今まで面談してこなかった会社は面談する時間もないと言われるかもしれませんが、上司と面談する時間は定期的に必要です。特に若手社員の場合は毎月やっても良いぐらい。僕なんて入社以来やってもらったことない...。

「面談は上司がすれば良いからお金かけなくてよくない?」
上司に本音を伝えられる関係性なら良いのですが、第三者だから話しやすいというケースもあるわけで、上司とは毎月、キャリコンは年に一度といった形でハイブリッドで行うのが良いと思います。

「個人のキャリアを真剣に考えた結果、辞める社員が出るのでは?」
これを懸念して、「社員にキャリア面談するとは非常識だ!」と思われる経営者様もいらっしゃるかもしれません。

でも、面談して辞めちゃうような人は、面談するもっと前から辞める決意を固めてると思う。逆に、会社の中でもやることあるじゃんと気づくケースも多いし(そちらのほうが多いと思う)、キャリアを見つめ直すことで会社でこういった目標を持って頑張ろうと成果に繋がる働きができるようになると思うのです。




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