HKT48の大学生世代で箱根駅伝のオーダーを組んでみた2023

去年の年明け、こんな記事を書いたなーと思い出した。

せっかくなので、今年も新年一発目の記事として、同じネタのリサイクル記事ではあるけれど書いてみる。

手始めに、HKT48に在籍している大学生世代のメンバーを書き出してみる。

4年生(2000年度生まれ):秋吉優花(2期生)、荒巻美咲、坂本愛玲菜(以上3期生)、地頭江音々(4期生)、市村愛里、栗山梨奈(以上5期生)、最上奈那華(6期生) 7名
3年生(2001年度生まれ):田中美久矢吹奈子(以上3期生) 2名
2年生(2002年度生まれ):武田智加(4期生)、坂本りの、田中伊桜莉、村上和叶(以上5期生) 4名
1年生(2003年度生まれ):今村麻莉愛(ドラフト2期生)、伊藤優絵瑠(ドラフト3期生)、竹本くるみ(5期生)、北川陽彩(6期生) 4名
太字は最新シングル『ビーサンはなぜなくなるのか?』選抜メンバー

選考対象人数は前年の23人から17人に減少。グループを卒業したメンバーがいるのと、新1年生世代の人数が多くないことが影響している。
……と、ここで気付いたのだが、箱根駅伝のエントリー選手は正選手、補欠合わせて16人。エントリーから漏れるのは1名のみという、結構ギリギリの編成になることが判明した。

ということで、その17人の中から組んでみたオーダーがこちら。

1区 竹本くるみ 1年 東京
2区 最上奈那華 4年 福岡
3区 田中美久 3年 熊本
4区 伊藤優絵瑠 1年 東京
5区 市村愛里 4年 神奈川

6区 今村麻莉愛 1年 群馬
7区 坂本愛玲菜 4年 福岡
8区 武田智加 2年 神奈川
9区 地頭江音々 4年 宮崎(主将)
10区 矢吹奈子 3年 東京

補欠 秋吉優花 4年 福岡
補欠 荒巻美咲 4年 福岡
補欠 栗山梨奈 4年 大分
補欠 坂本りの 2年 東京
補欠 田中伊桜莉 2年 熊本
補欠 村上和叶 2年 埼玉

1区の竹本くるみはグループ内のダンスユニット・Litcharmに所属し、若手メンバーの中では随一のダンススキルを持つ。昨年は後輩メンバーに衣装トラブルが発生した際に素早くフォローする場面も見せ、広い視野と対応力に優れるということで集団での走行が想定される1区を任せたい。

2区の最上奈那華は昨年5月にデビューした6期生。デビュー翌月に発売された15thシングル『ビーサンはなぜなくなるのか?』にソロ楽曲「悲しみの浄化装置」が収録された。誰もが目を惹かれるルックス、グループ内でも指折りの歌唱力に未経験とは思えないようなダンススキルを併せ持つスーパールーキー。2月から新チームHの正規メンバーに昇格が決まっており、16thシングルでの選抜入りも期待される。新人ではあるが花の2区を任せるに不足はない。

3区は田中美久。2022年は多くの雑誌でグラビアに掲載、表紙を飾ることも数知れず。名実ともにHKT48の顔といえるメンバーである。

4区の伊藤優絵瑠は選抜経験こそ無いものの、2022年は「パジャマドライブ」公演で竹本とともにセンターポジションを任され、TGC北九州でランウェイを経験するなどグループ内外で着実に経験を積んでいる。地元スポーツ紙のHKT48担当記者の推しメンでもあり、昨年卒業したチームHキャプテン・松岡菜摘もそのポテンシャルを高く評価していた。筆者としても選抜入りを期待しているメンバーの一人である。

5区・山登りは市村愛里。駅伝好きを公言し、箱根駅伝を現地観戦したこともあるという神奈川県出身メンバー。昨年、念願の初選抜入りを果たした。SHOWROOMまいにち配信を1200日以上継続するなど、心身のタフさを見込んで山登り区間を託したい。
ちなみに2月には熊本城マラソン2023にゲストランナーとして出場、フルマラソンに挑むことが決まっている。正真正銘のランナーである。

6区・山下りは今村麻莉愛。昨年は久々の選抜復帰、劇場公演出演回数はグループ内最多の101回を数えた。グループの屋台骨を支えるメンバーである。体の軽さを活かした躍動感あるダンスが特徴的。下り坂での軽やかな走りに期待。

7区は坂本愛玲菜。グループ屈指の歌唱力の持ち主。昨年は舞台出演を経験するなど活動の幅を広げている。

8区の武田智加は神奈川県出身。グラビア映えするスタイルの持ち主。

9区は地頭江音々。チームK4「制服の芽」公演ではセンターを務め、今年は写真集の発売が決まっている。黄金世代と呼ばれる4期生の中でもグループを引っ張る中心メンバーの一人に復路のエース区間を託したい。

10区は今年春に卒業を控える矢吹奈子。2018年総選挙第9位、日韓合同グループIZ*ONEの活動を経て2021年にHKT48に復帰。以降グループの顔として幅広く活動してきた。有終のフィニッシュを飾って欲しい。

続いては補欠メンバー。秋吉優花は歌、ダンス、演技にギターとマルチな才能を持つ。そのルックスから「大天使」と呼ばれる荒巻美咲と地元・大分で冠ラジオ番組を持つ栗山梨奈はTGC北九州に伊藤とともに出演した。独特のキャラクターと先輩にも物怖じしないトークが光る坂本りの、小柄で儚げな外見でキュウリ好きの田中伊桜莉、オンライン演劇を含め複数の舞台を経験し演技力の評価を高めている村上和叶の3人は同期・同学年。

残念ながらエントリーから漏れた6期研究生の北川陽彩は福岡県出身。もともとHKT48のファンだったということもあってか公演デビューは同期の中でも早いメンバーの一人で、メンバー内では「万能型」との評価だそうだ。

こうして選出メンバーを見てみると、出走10人のうち「選抜メンバー」は7人(事実上選抜と同等の扱いを受ける最上を加えれば8人)と、それなりに戦力はそろっていると言えそうだ。
ただ、来年も同じネタで記事を書けるかどうかというのが懸念すべき点ではある。現在の"4年生"7人が抜け、矢吹も卒業する。現在高校3年生のメンバーは6人。メンバーが……足りない……。


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