シェア
言葉。それはときとして胸を刺す。それはときとして心臓を鷲掴みにする。それはときとして涙を流させる。音や匂いや形を変えて、言葉は真実を伝えようとしてくる。嘘を伝えようとしてくる。感傷を揺さぶろうとしてくる。その言葉の重みはどれくらいだろう。凶器になるような言葉の重さは。
自分自身のことをいちばんよくわかっているのは もしかしたら自分じゃないかもしれない それは恋人かもしれないし、親友かもしれないし、赤の他人かもしれない けれど自分しかわかっていないこと 誰にもわからない自分のこと そこに向けた言葉を言えるのは 自分だけだと思うのです