すぐそばにある死とその価値について
先日知人が自殺未遂をしたらしい。
「今までありがとう」というテンプレ文が送られてきてその後電話に出ず、行ってみれば大量の錠剤の空とまるで眠るように寝転がっていた知人がいたそうだ。
結局飲んだ薬の量と成分が大したことなかったので命に別状はなく、死ぬこともなく、とりあえず入院という運びになった。
私は多少驚いたものの酷く冷静で、「この人が私より先に自殺しようとするとは思わなかったな」とやけに冷めた頭で思っていた。
私より先に周りの人が死ぬビジョンがまったくもって見えない。