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ノートPCクラッシャーとなった話

先日、夫のパソコンを壊してしまった話。

先月から週に何度かパソコンを貸してもらっていた。自分が所有するものがないため、ノートを初めて、書くことが増えたので貸してもらっていた。午前中まとまった時間がある時、収納先から出してノートパソコンを開いた時に、みし、、かしゃ、、か覚えていないが、何かの音がした。気づいてパソコンを見る、所有者も横にいたため気づきパソコンを見る。開閉部分のヒンジがどうかなってしまったようでその開いたままの状態でこれ以上開くことを閉じることも違和感がある、固くなっている状態だった。無理やり開け閉しようとする私に対して、夫から専門店へ持って行った方がいいという意見があったため、専門店へ持っていくことにした。家族ではあるが人の物を壊してしまったという罪悪感に駆られる、しかも通常通り使っていた訳ではなく、そのときは片方にのみ力をかけて(左側を持って)開けてしまったために負荷がかかりヒンジが破損したものと思われる。情けない、自分に呆れてしまう。

専門店にすぐ持っていき診断してもらう。中を開けてみないと分からないけれども、部品の交換が必要だった場合、3万円程度はかかるだろうという話だった、まずは預ける。心配だ。そのとき思ったことはヒンジの部分の破損のみだろうと思っていたが、3万円もかかるのか、修理が費用がかかるなぁ高いなぁという思いと、ちゃんと直るのかという心配だった。後日、お店の方から連絡が来る。ヒンジの部分はネジが割れていたりして、その影響で、パネルの交換が必要だということだった。4万を超える修理費の提示が…。パネルの在庫があと一つ悩んだ、夫婦で悩んだ結果、修理をせずに引き取ることに決めた。

そしてまた後日パソコンを取りに行った際、担当の方がお休みだったけれども、他の方が対応してくれた。パソコンを受け渡しした際、開いているディスプレイ姿でさよならした。その姿のままだと思ったが、なんと閉じている。正常なノートパソコンの保管時の状態。閉じることもできず、その衝撃を受けた状態で開いていたはずのものがしっかりと閉じていたことに感動した。話を聞くと、開閉時にヒンジの部分のネジが折れて、中で欠片が散乱してしまったことで開閉が困難となったと教えてもらう。バラバラになったネジの欠片を見せてもらう。問題はまた開くのか、という部分。現在はネジのうち、4本が粉々になって残りの1本で支えられているという話で、何度もこの先開閉をすることなく開けたままの状態であれば、今まで通り問題なく使えるであろう、ということだった。修理しなくても使えるなんて!と思った。ただ、閉じて持ち運びするというノートパソコンの便利さが失われてしまっている状態であることに対して、夫の考えはどうだろうと思った。破壊者である自分がそれでいいと思っても、所有者の反応を聞いてからでないとなんとも言えない。有り難いことに、夫はその他に所有しているパソコンがあったので、本パソコンについては、現在の状態なのでいいという結論だった。感謝しかない。お店には診断料として2000円いくらか支払って終わりだった、色々と細かに見てくれて説明していただいてこちらも感謝でしかない。プロの仕事だと感じた。修理屋さんと接する機会は、こういうトラブルの時以外には殆どないのだけれども、専門的な知識と一般人に分かりやすく説明する語彙力双方を持てないと客の満足は得られないと思うので、難しい仕事だと思う。今回はとても満足しています。我が家のように点検してもらって修理はしていただいていない場合、あまり収益?にはならないだろうけれども助かったのです。ありがとう。

今回の学び。

1、物を丁寧に扱う。

2、自分のものでない場合は、さらに丁寧に扱う。

3、専門店へ依頼する安心感。(慌てず、焦らず。)

4、プロの仕事。

5、夫の包容力。

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