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The Brilliant Greenの『そのスピードで』: 焦らず進むこと

大学生の頃、私は軽音部に所属していて、その中でThe Brilliant Greenの「そのスピードで」という曲を演奏したことがある。当時、もともと好きだったバンドの曲ということもあって、ギターを弾いていてすごく楽しかったのを覚えている。その経験もあり、あるいは曲自体の雰囲気も相まって、どこかノスタルジックに感じることが多い。


もちろん、ノスタルジックな部分があるからこの曲が好きっていうのもあるんだけど、それだけじゃなくて、この曲が持つ独特の雰囲気が好きなんだ。派手ではなく、ずっと聴いていられるような落ち着いた感じがあって、カフェでぼーっとしながら聴くのにぴったりだなと思う。特にボーカルの川瀬さんの声がクールで、"沸点のないクールな歌声" っていう表現がぴったりだと思う。過剰な感情表現がなくて、かえってそれがすごく心地よく感じる。

今ちょうど、仕事を離れて次の仕事までの間、ゆっくりしている時期だから、そんな中でリラックスしながら日々を過ごすことが多くなってる。周りの人はこういう時期に勉強したり、普段できないことをしたり、本を読んだりしてるかもしれないけど、自分はそうじゃなくて、ただ自分のペースでゆったりと生活するのが心地いいなって思ってる。いろいろやりたいことはもちろんあるんだけど、もともとせかせか生きるタイプじゃないから、焦らずに過ごしている感じかな。

でも、こうやってゆっくりする時間があるからこそ、自分の人生を振り返ることができたのも事実で、特に転職活動を通じて、自分自身の価値観や何が本当に大切なのかを見つめ直す時間が取れた。だから、この「自分のスピードで進めた時間」は本当に貴重だったし、大切にしてよかったなと思っている。

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