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青春と平成後期を思い出させてくれる存在: CITY LIGHTS/Andymori

最近、TikTokでandymoriの「すごい速さ」という曲が流行っていると聞いて驚きました。というのも、andymoriは僕にとって学生時代に大いに注目されていたバンドです。彼らの2ndアルバム『ファンファーレと熱狂』は、2011年に第3回CDショップ大賞を受賞したほどの評価を受けました。その頃、CDショップでも彼らの曲がよく流れていて、特に「CITY LIGHTS」という曲は本当によく聴いていました。

そんなことを思い出して、改めて「すごい速さ」をきっかけにandymoriの曲を聴き直してみたんです。すると、「CITY LIGHTS」はもちろん良い曲だと再認識したんですが、それだけじゃなくて、当時あまり聴いていなかった他の曲も予想以上に良いことに気づきました。軽やかさの中にどこか切なさがあって、散歩しながら軽く聴いても心地いいし、逆にリラックスしたい時にじっくり聴いてもその良さが染み渡る。音に包まれる感覚がすごく心地いいんです。

特に、彼らの曲はどこか都会の風景とリンクしているような感じがして、それが「CITY LIGHTS」なんかにも象徴されている気がします。どこか軽やかで心地よいのに、ふとした瞬間に切なさを感じさせる、そのバランス感が彼らの魅力なんだなと改めて感じました。

だから、今こうしてTikTokでアンディ・モリを知らない世代にまで届いていることにも納得できるし、これからさらに多くの人にその魅力が伝わっていくんじゃないかなと思います。彼らの音楽は、時代を超えて新しいリスナーに響く普遍的な良さがあるんだと実感しました。

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