僕らが少し幸せだと思ったこと。

こんばんは、今日はゆきが書いてます。
写真は今日撮った虹です。とても綺麗でした。

※今回は結構重い内容になりますので、お気をつけ下さい。（いつも重いかも…しれないですけど）

さて、タイトルにある通り僕ら解離性同一性障害者が他の人より少し幸せだと思っていることについて。

解離性同一性障害者の全ての人が思っている事ではないと思いますが、僕らにとって解離性同一性障害ではない人たちより少し幸せだと思っていること。

それは、個人であり、個人では無いこと。

孤独であり、孤独では無いこと。

ピンとこないかもしれませんが、1人の人間の中に4人の人間が住んでいる僕らは孤独や退屈をあまり感じません。（僕らの場合は）

▲例えば、心霊系の怖いTV番組を見る時。▲

ー解離性同一性障害ではない人の場合ー

◉ゆき（ひぇ、1人だしなかなか怖いぃ！友達呼ぶかな…）

ー解離性同一性障害の場合（僕ら）ー

◉ゆき（ひぇ、やっぱり俺が引き受けるんかい！マジで怖いわ！イワコデジマぁー！！視線外しとこっ！）←引き受け代表人格のサダメ🥲

●みい（やっぱり怖いから、違う番組にしようよ〜…）←なんだかんだチラ見してる。

●おチビ1号（やだ！観る！みんないるし毛布（最強の）あるから、だいじょーぶ！）←表には一切出てこないから、多分怖がってる。

●おチビ2号（…。）←1番観たがってたのに、何故か爆睡しとる。

◉ゆき（言い出しっぺ爆睡してるんだがwwあれ、なんか大丈夫な気がしてきた…。笑）

という、感じです。
1人の人間の中でこんな感じになってます。

なかなか騒がしいw

家族より、家族を感じさせる存在と生活している感覚です。一人暮らしですが😅

つらい事、ネガティブな感情は4人で分かち合い。

楽しい事、ポジティブな感情は4倍に。

僕らはそんなふうに今を生きています。

人格解離をした日から、僕らは1人の人間であり1つのチームになりました。

孤独を感じないからといって、友達や恋人は要らないとか結婚はしないとかそういう訳ではないけれど。

むしろ、少しだけでも理解してくださる方が増えてほしいと願うけれど。

1番実感しているのはつらいと感じた時に誰かが一緒に居てくれる安心感が、人格解離する前と後では圧倒的に違います。

幸いな事に僕ら、みいの人格たちは暴力を振るったり、自傷したり、犯罪行為をしようとする人格はいなくて。みいの人格解離で1番危険な人格は多分僕です😅

幸いな事に人格全員が協力的で家族的で温かくてたまに拗ねたりケンカもするけど、多分みいがそういうのを求めてたのかなって僕は思います。

この記事を読んで、もしかしたら少し羨ましいとか多重人格者になってみたいと思う方もいるかもしれませんが、普通で居られるのならそれが1番幸せであると気付くべきです。

精神障害は1度なってしまうと回復しづらく、その人の人生に一生ついてまわる可能性もあります。

人格解離はしようと思って出来ることではありませんが、解離症や近い感覚の方が影響を受ける場合があるらしいでお気をつけ下さい。

僕らは不幸な事に人格解離してしまいましたが、人格解離した事で主人格を支えられている事も事実です。

人格解離していなければ主人格みいは、まもなくこの世に別れを告げていたでしょう。僕らは今まで何度も主人格みいをギリギリのところで引き留めてきました。

僕ら（みい）は不幸な事に重大な精神障害を患ってしまったけど、そうなる前よりは今は幸せを感じています。

主人格みいの幸せは僕らの幸せです。

つらい過去は変えられないけれど、これからはどうか幸せな日々を過ごせるように手助けしていきたいと思っています。