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趣味

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#短編小説

濾過

ノイズまみれの音声が耳障りだったから 首の中に指輪を埋め込んで 好きな言葉だけを飲み込ん…

あんこ
1年前
4

たばこ

世間に縋っても何もしてはくれない。 赤い膜に縋っても生まれるのは醜い自分だけ。 滝を登っ…

あんこ
5年前
2

001:始まり

ある日、突然それは起こった。 僕の手元にある砂時計は、よく砂が零れることがある。 僕は…

あんこ
4年前
2

僕の夢

日光を浴びると元気になる 活力が湧いて1日頑張ろうって感じる 花が咲き乱れているのは美し…

あんこ
4年前
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月の雫

蝶が舞っている 透明な液体を垂らしながら舞っている 芳ばしい匂いを漂わせている部屋の中に…

あんこ
4年前
2

002:席替え

指と指が触れ合ったその日。 僕は泣いてしまった。 相手は笑っていた。 なんで手が当たった…

あんこ
4年前
2

ランプのない部屋

学校から帰宅して、アパートの廊下を歩く。 今日は何を食べようか、コンビニのカツ丼か、はたまたインスタントラーメンか。  玄関の前まで来ると、不意に違和感を感じてしまう。何か忘れているような、でも、財布とスマホはカバンの中に入っているから、特に問題ないだろう。ドアを開ける。    違和感の正体が判明した。 部屋の中の電気が消えていた。 トイレから覗くリビングの照明が消えていた。 四六時中付けているベッドルームの電気が消えていた。 昼間戻った時のPS4のメニュー画面が消えてい

歌を作った日

花が咲くように、彼女の笑顔は僕を照らしてくれる。 下校途中で聞かせてくれる君の無駄話は大…

あんこ
3年前
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原始の野球

2155年3月25日 僕の住むこの星はとても過ごしやすいところです。水がたくさんあって、とても…

あんこ
3年前
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記憶の顛末

駅前に屯している皆の顔を私は知っている。 あの人は、小学の幼なじみ。あの人は小学の将棋部…

あんこ
3年前
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お題 「雪」

空を見上げると、穴は真っ白に染まっていた。所々、灰色がかった線が混じりつつも、頭の上を白…

あんこ
3年前
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お題「唐揚げ」

よく聞く店のベルを聞き流して、まずドリンクコーナーに入る。 陳列棚には、今にも剥がれそう…

あんこ
3年前
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