安静解除から出産まで

新たな出血もなく、自宅安静は解除されましたが、いつまた安静生活に戻るかも分からず仕事を退職することになりました。

胎児は順調、出血も新たには見られなかったものの、安定期前からお腹が張りやすく、内診したところ子宮頸管という赤ちゃんがおりてくるのを防ぐ役割をする部分が短かったからです。

家事や日常生活を制限するまではいきませんでしたが、なるべく安静にして1日3回張り止めの薬を飲む生活の始まりです。

これは37週になるまで続きました。

外出は週に1回か2回、車で送り迎えをしてもらい、階段や長時間の歩行は禁止。毎日ほとんど寝てばかりいました。

今思えば寝ているだけでよかったので優雅な生活でしたが、当時は不安で仕方なく、胎児の心音が聞けるという機械を買って毎晩眠りにつく前に聞いて心を落ち着かせていました。

薬の副作用で常に体はつらく、つわりもあり、情緒も不安定。精神的に非常にきつい生活でしたが、これを乗り越えればきっと無事に生まれてきてくれるという気持ちを支えに過ごしていました。

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