どうしよう…

胎嚢も心拍確認もできたところまで、春先に更新していたと思います。
そこから半年間、私何をしていたかと言いますと、自宅安静をしておりました。

心拍も確認できたし、流産の確率は5%で一安心。
なんて言っていたら、寝る前に股間が気持ち悪くなってトイレへ行くと、便器が赤い。トイレットペーパーも赤い。ざっと血の気が引きました。
うとうとしかけていた夫を泣きながら起こし、病院へ電話してもらっている間もパニックで泣くしかできず、かなりの量の血が出たこと、鮮血であることしか伝えられなくて夫が代わりに対応してくれていました。
とにかく一旦病院にすぐ来てほしいと言われて、夜の病院へ。昼間は妊婦さんや子どもたちでたくさんの賑やかな病院なのに、しんと静まりかえっていて、ますます怖くなってきます。

ベビーに何かあったらどうしよう。

だって、まだ5%も確率ある。

無理してたのかな、こわい。こわい。こわい。

内診台に上がって、外来では見たことない先生に胎児の様子を診てもらっている間もまだ涙は止まらなくて、こわいとどうしようで頭がいっぱい。先生の説明も夫の励ましも頭に入ってきません。
ただ、背中を撫で続けてくれた夫の手が温かかったことだけ覚えています。

夫から後で聞いた内容によると
・出血はおそらく胎盤から
・低置胎盤という症状
・限りなく前置胎盤に近い状態
・出血が万が一続くようなら覚悟してほしい
・まずは3日間はトイレ以外立ち上がってはダメ、起き上がるのも食事のときのみで絶対安静
・その後も最低1週間、できれば2週間自宅安静
というようなことでした。

食べつわりで苦しんではいたけど、こんなことになるなんて思ってもいなかったし、看護師さんと夫に支えられながらの帰り道もずっとしゃくりあげて泣いていました。
エレベーターや車の中で夫が「大丈夫だよ」「ベビー元気だったよ」「しっかり休んで育てようね」「大丈夫」「大丈夫」と抱きしめていてくれました。
それでも涙はどこにそんな貯蓄があったのだろうと思うくらい出続けて、泣き疲れて眠るまで夫はそばにいて、励まし続けていました。

私の最も不安な1週間がここから始まりました。

もし何かご支援いただけましたら、更新の活力になります。