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自慢の担当、加藤シゲアキが結婚した。

ああ、、、とうとう文字にしてしまった。

直視しないようにしてきた現実から目をそらすために、意地でも“結婚”の二文字は使わないようにしていたけど。

かねてより周りの友達に「シゲアキが結婚したらどうなるかわからない」「別にリアコとかじゃないし結婚したいわけじゃないけどでもシゲアキが結婚するのは無理」と言っており、そりゃもうはちゃめちゃにダメージをくらいまして、、、

まだ全然立ち直れてないし、気持ちはぐちゃぐちゃのままだし、日付は変わって3月3日でもないけど、私の中の担タレ人格が『加藤シゲアキなら自担の結婚というビックイベントをエッセイのネタにしないはずがない』と言っているので、この日を忘れないためにブログに書き記しておこうと思います。

先に言っておきます。私は紆余曲折あってNEWSに出戻ってきたオタクであり、加藤担歴は10か月ぐらいの超ド新規オタクです。ずっと加藤さんを一途に応援してきたわけではありません。ド新規が何をほざいてるんだと思われる内容になるかもしれませんが、そのへんもまるっと許容できる方だけ読んでいただければと思います。





なんでもない日曜日。
絶賛就活中なので、ES書かないとな~なんて考えながらお昼ご飯を作って、さあ食べようと椅子に座って、何気なく開いたメールボックス。

『加藤シゲアキよりファンクラブの皆さまに大切なご報告がございます。』

いつかのラジオのことを思い返しながら、わけもわからぬままログインした先にあった、世界で一番大好きな人の大きな決断のご報告。

ざっと目を通したけれど夢か現実か分からなくて、そのままSNSの世界に移ると、驚きと祝福の言葉で埋め尽くされていて、ああ、現実だったんだって。私の幻覚じゃなかったんだって。

何回も何回も、もし“その日”がきたらどうしようって考えたりもしたし、年齢的にある程度覚悟はしてたつもりだったけど、やっぱり全然無理だった。世界で一番大好きな人が、ずっとみんなの加藤シゲアキでいてくれるかもなんて思ってた人が、たった一人の相手を決めたんだという現実が。何よりも大好きな人の大きな決断に対して、心の底から祝福できない器の小さな自分と向き合わなきゃいけないのが。全部ひっくるめて無理だった。

私が加藤さんに対して抱いている“幸せでいてほしい”って気持ちに何ら嘘はなくて、それだけはこの時も今もずっと変わらず願い続けてるけど、その幸せのための決断に対して素直に祝福できないことがもう辛すぎて。本来共存しないはずの気持ちを一つの心で抱いてしまっているから、胸が張り裂けそうなほど痛くて。


大好きな人が祝福されてるその事実は嬉しいけど、直視するには眩しい言葉たちだらけだったので、ご報告の文章だけを何回も何回も読み返した。もう暗記したよ、読み返さなくても覚えてるよってなっても読み返した。あまりにも私の好きな加藤シゲアキが詰まってたから。まさかご報告の文章を読んで、もっと好きになるなんて思わなかったよ。これは予想外だった。


どこまでもファンに対して誠実で、いつもどこかでファンのことを考えてくれてる何も変わらない加藤さんが文章の中にいた。“愛と最高のエンターテインメント”を届けると宣言してくれた。たまらなく好きだなって思った。やっぱり自慢の担当だなって。

でも一方で、本来幸せであふれるはずなのに『晴れやかな気持ちばかりではございません』なんて言わせてしまうのは、私みたいなめそめそしているオタクがいるからだろうな、なんて申し訳なく思う気持ちもあって。日本中にたくさんいると信じてますけど。(同志がいないと生きていけないので)

そりゃまあアイドルだし、幸せです!!!オーラ全開にされたら生きていけないし、アイドルとしてはある種正解の、当たり前の感情なのかもしれない。それをちゃんと言葉にしてくれる加藤シゲアキのことはやっぱり大好きで、言葉にさせてしまう自分のことは嫌いになっちゃうなって。


ちょっと前までの私は『アイドルが結婚なんてするな!結婚したいならアイドル辞めてくれ!』って思ってる過激派オタクだったので、加藤さんの決断を受け止めることもないまま担降りしてたんだろうけど、アイドルである前に“人として”加藤シゲアキのことを好きになりすぎちゃったから、そう簡単に割り切れなくなったんですよね。一人の人間として、ちゃんと幸せになって欲しい気持ちが大きくなったからこそ、スパッと割り切れなくなったんだろうなと。

じゃあ素直に祝福してあげなよ!って思われるかもしれませんけど、“アイドルとして”の加藤シゲアキのことも好きになりすぎちゃったから、多分無理なんですよね。みんなの加藤シゲアキとして沢山の夢を見せてくれる所が大好きだったから。ステージできらきら輝く姿が、ファンのことを想って曲やグッズを作ってくれるところが、本当に大好きだから。今後その姿を真っ白な気持ちで直視することは出来ないかもしれないって思ったら、さみしくてたまらない。


こんなようなことをずーっとぐるぐる考えながらご報告を読み、気力が回復したらLINEやDMを返し、またご報告を読み、、、を繰り返していたら、増田さんのブログが更新された。自分でもびっくりしたんですけど、増田さんのブログが1番泣けました。(ちなみにここまでもずっと泣いてます)

なんでしょうね、タイトルもそうですし、まっすーワールド全開の縦読みも、飽きるほど聞いたシゲ加藤!オリゴ糖!の前にある言葉がありがとうじゃないことも、全部涙腺を決壊させてきました。なにそれどういう意味なのって笑いながら泣いてました。マネージャーさんちゃんと校閲したの?って思いながら。何よりメンバーからの祝福でより一層現実を突きつけられたことによる涙だったかもしれませんが、とにかく泣きました。いつも押してるLIKEが押せない自分も嫌で泣きました。


小山さんのブログも、2人のインスタもいいねなんて押せなくて。はあ〜ほんと自分が嫌になるって思いながら、バイトの時間が迫ってきてたので、なんの意味もないけどいつも以上に気合い入れてかわいくメイクして、お気に入りの緑のトレーナーをきて、外に出た。バイト飛んじゃおうかなって思ったけど、このまま1人でいてもネガティブになるだけだし、今日のメンツ的に私がいないと回らないなって変に責任感も感じて、結局そのままバイトに行った。
でもその前に本屋に寄った。加藤シゲアキの本がいっぱい並んでて、気がついたらめちゃめちゃ本を抱えてた。単行本3冊に文庫本9冊。“もしかしたら報道を見た誰かが加藤さんの本を買いたいと思うかもしれない”と考え、在庫切れにならないギリギリの冊数を攻めた結果がこれでした。
言葉で祝福してあげられない私からの精一杯の御祝儀です。印税として加藤さんの懐に入る額は微々たるものになるとは分かってるけど、でもなんか買わずにはいられなくて、やっぱりオタクな自分がちょっとだけ好きになった。


大量の本を抱えながらバイトに行って、労働して帰ってきて、いよいよ孤独な夜が始まって。孤独だと思ってたけど話を聞いてくれる友達に救われて、でもそんな友達もみんな寝てしまったから本当に孤独な夜がきて、今に至るという感じです。
途中からあんまり記憶がないし、お腹すいてるはずだけど食欲はなくて、なぜか鳥肌が止まらなくて。まだ私は現実を受け入れられてないのか、、、もうそろそろ腹を括りなよって自分でも思ってるんですが中々難しくて。

でもたくさんのことをぐるぐる考えた末に出した答えは、何も変わらないってことだった。
これからも加藤シゲアキは自慢の担当だし、祝福を意味する5文字は言えないままだけど、いつか心の底から言える日がくるように、私も自分の幸せを探しながら生きる。
ツアー期間はNEWSと一緒に全国を回って、CDや小説が出る度に気の済むまで買う。“その日”がくるまでどうなるか分からなかったから、この気持ちも変わっていくかもしれないけど、でも今は何も変わらないって思うことにする。


だから、加藤さんに“幸せでいてほしい”って気持ちも全く変わらない。日本中のファンを泣かせることになると分かっても、自分の幸せのためにたった1人に生涯の愛を誓ったなら、そんな現実で頑張って息をする。たくさんの人を幸せにしてきた加藤さんに、誰よりも幸せでいてほしいから。


大好きな加藤さんがくれた大好きな言葉を信じる。『僕がすることのすべてはファンのみんなを笑顔にしたくてやっていること。』『命ある限り一生懸命頑張る。』『これからも追い掛けがいのある人でいられるよう走っていくから。』
あなたが創り出すエンターテインメントが大好きな気持ちも変わりはないから。これからもファンのことを幸せにしてほしいな。


















って言いつつまだ全然立ち直る気配なくて!
人生で初めて味わう気持ちすぎて、どうやって咀嚼していいかもわからないまま時間だけが過ぎてしまうよ!祝福の言葉や結婚の2文字を見るだけで胸の鼓動は速くなるし、夜が来る度孤独に押しつぶされて泣いちゃうと思う。



それでもいつか、発表当日に本めっちゃ買ったバカなオタクだったな〜って自分の行動を微笑ましく思う日がくるように。3月3日に素直な気持ちでこの決断を祝福できる自分になれるように。CHANGESやヒカリノシズクを聴いても泣かない夜がくるように。
そんな日が、そんな自分が、そんな夜が手に入った時、変わらず加藤シゲアキが自慢の担当でありますように。





ダラダラ書き殴ってしまいましたが最後に。

沢山あったはずの生きる意味が一つ一つ手からこぼれ落ちていってしまった私の人生の中で、唯一手を握り続けてくれているのがNEWSであり加藤さんです。そんな3人には感謝の気持ちしかないですし、手に入れたいと思った幸せは全て掴み取ってほしいです。

そして、自分の手で幸せを掴み取り、大きな決断を下した加藤さんは、私にとって世界で一番カッコいいアイドルです。

そんなあなたに私が願うことはこれだけです。


世界で一番大好きな加藤シゲアキさん!!!

世界で一番幸せでいてね!!!

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