見出し画像

白血病のおはなし②

前回の続き
(3年半前の記録です)
「骨髄性急性白血病」
人それぞれ症状は違うと思いますが
自分の経験を
おはなしさせていただきます


身体が
徐々に蝕んでいたのを
無視し続け
インフルー肺炎ーおたふく風邪ー帯状疱疹
見事なまでの連打攻撃
免疫がどんどん下がっていました

もう忙しくて寝てる暇なく
鈍感すぎて帯状疱疹に気がつかず
その挙句
微熱が続き
なのにランニングしてる自分。。

やっと病院へ行った時には
そのまま入院
告知って深刻なものかと思いきや
家族も寄せず
「あっ白血病ですね」

顔面蒼白。。でした


自分の誕生日から抗がん剤が
始まり。。

化学反応で
赤、青、黄色に色を変える抗がん剤
怪しげなほど毒毒しい

最初の衝撃は
口では表せないほど
真っ赤な抗がん剤
入れた瞬間から頭から足先までビリビリ‼︎と
電流が走り
そして目の前が真っ暗に …

蟻地獄のような穴に
突き落とされるかのように
気絶していました


その反応は
人それぞれらしく
自分のような症状は聞いたことがないと
どうもない方もいるとか。。

準備中
抗がん剤が一滴パジャマにポトリ
手袋の先生が大慌てで拭き取りました

「大丈夫ですよ」
「いえいえ肌に着くと火傷しますからね」

それを身体の中へ
今から。。入れるのですか?
中も火傷ですか。。


この抗がん剤の時だけは
主人にそばにいてもらいました
恐怖でしかなかった

これから猛烈な副作用が待っていました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?