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NGC6514 M20 三裂星雲 いて座 2023-05-02-02-17

NGC6514 M20 Trifid Nebula 2023-05-02-02-17

東京某所、ベランダより電子観望
MACSY60, Ceres-C, AZ-GTi, SharpCap 4.0, SynScanPro 1.19.20,
Siril 1.2.0-b2
2023-05-02 02:17~03:40, Gain: 400, Exposure: 3.2s stacks: 4980sec
8.50等級 RA/DEC: 18h02m43.15s/-22°58'19.2'' (steralium)

春先に撮影した干潟星雲から約1度角離れた三裂星雲が、画角的にほどよい大きさであることに気付き、連休中のいい感じの夜空で観測。アラメントもうまく行っていてしばらく放置していたため、1時間以上のスタックになりました。例によって経緯台の回転がかなり影響しており、周辺はスタック枚数差のノイズが撮り切れていませんが、三裂星雲の特徴的な、三方に伸びる暗黒領域をしっかり炙り出せています。

WCS Information (Siril)

星雲は上下で性質が異なっていて、上側は炙り出せていませんが、青白い反射星雲、3つに分かれているように見えるのは下側の輝線星雲ということです。付近に重なってみえる恒星群は、この星雲から生まれた星々からなり星団にもなっているとのこと。光害影響で反射星雲は炙り出せず、画像周辺の星が、経緯台とフォーカスレデューサーの影響で少し流れてしまっていますが、星雲と星いっぱいの撮像がとれているので、とりあえず良しとします。

試行錯誤その1
SharpCap スタック画像


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