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ミムコのお絵描き講座 #1

どうも、EATALK MASKの中の人、ミムコです。

今日はめずらしく、絵の描き方について? お話してみようかと思います。役に立つかはわかりません。

ではまず、初心者お決まりモチーフのリンゴをモデルにして考えてみましょう。
ご自宅にリンゴがある方は実物を手に取ってみるとなおよいでしょう。

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では、リンゴを描いてみましょう。
......と言われたら、皆さんはどう描き始めますか?

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こんな感じに描いた方、それはリンゴの説明図です。

実は、「絵を描くのは苦手」と言う方のほとんどは、描く以前の「観る」が出来ていないことが多いのです。

リンゴひとつにしても......

真上から見たり、

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真横から見たり、

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斜め上から見たり、

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などなど、このリンゴが1番素敵に見える視点を探すところから始めます。

最後の斜め上から見たリンゴが1番「リンゴ」とわかりやすいですね。

多くの人が「リンゴ」とは、

上のへこんだ部分から細長いヘタが出ている

という共通認識を持っているからなんですね。
真上からだとヘタ部分のへこみやヘタの長さがわからない。真横からだとヘタが見えないので、「リンゴ」とわかる絵を描く場合は斜め上からをチョイスするのが無難です。

しかし、ここで終わりではありません。

斜め上からと言っても、実はどこの斜め上から見るのかによっても、違いが出てくるのです。

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この2枚の違い、わかります?

ここが重要ですよ〜。

どちらも「リンゴ」らしい条件は揃っていますが、印象が少し違うんじゃないかな、と思います。

1枚目はまあるい形に見えるので、可愛らしい印象ですが、2枚目はリンゴの歪んだ形がわかるので少し個性的な印象がありませんか?

ちなみに私は、1枚目は上目遣いのアイドル、2枚目はセクシー女優......みたいな印象を受けます。その辺は自由です。

でもこの印象がすごく重要なんです。

私は先程、このリンゴが1番素敵に見える視点を探してみましょうと言いました。

そして、あなたは今、このリンゴをどこから描くのかを自分で探して決めたとします。

おめでとうございます! この時点で、あなたは説明図ではない、絵を描くというスタートラインに立ちました!

ここからは、あなたが素敵だと思った部分を伝えるために、「リンゴ」を紙の中に作っていく作業になります。


そうなんです。
絵というのは、見たままを描く訳ではないんです。
それらしく見えるように作っていくんですね。

でも、長くなってしまったので、その話はまた後日。


続く。

ジユンペイさんがこちらの記事で、
音楽は感覚だけで何かを主張できるほど甘くないぜ......ということを書かれていて、そこから絵を勉強してみたいと思った、とのことだったので。

まあ、私で良いのかわかりませんが、書いてみました。
まだ肝心の部分には到達できていませんが......


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