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妄想レビューに考察を加えてみる

ちょっとした試みです。
私が投稿した、「妄想レビュー#14」に考察を加えてみようかと思います。

本来は、短いレビューを物語の種にして、それぞれが自由に創作するという面白さを楽しむ企画なのですが、まあ、ちょっとした実験ということで。

⬛︎ミムコの妄想レビュー
平凡な主婦の日常が、ある日突然グニャリと変化する。「今日からここに住むことになったから」夫の部屋に住み着くことになった美しい愛人。驚きつつも、愛人を受け入れ、淡々と家事をこなす妻。3人の歪な日常がはじまる。

これだけ読むとドロドロの愛憎劇になりそうな気配がありますが、少し違った設定も考えてみようかな、と思います。


例えば......

愛人が来る前のこの夫婦はどんな夫婦だったのか。
夫はおしゃべりではないけど、食卓では妻の話に耳を傾け、穏やかに相槌をうっていたかもしれない。
怒ると黙って部屋に籠るところは腹が立つけど、そんな小さな衝突や不満は日常に溶けていく。

妻は専業主婦だけど、作家志望でコツコツと家事の合間に小説や詩を書いている。

心地よい環境。この日常を手放したくない。

突然やってきた愛人は物静かで品がよく、さりげない気遣いもしてくれる。不思議と家にいるのが嫌じゃない......気がする。夫は以前よりも自分に優しくなった。

むしろ。愛人が来たことで以前より心地よい生活になったとしたら......

不思議と筆も進むようになり......



例えば......

その愛人は妻が雇った人だったら。
その目的は?



例えば......

妻はもう亡くなっていて、幽霊かもしれない。


例えば......

その愛人は、猫かもしれない。愛人と呼びたくなるほどに猫を溺愛する夫と妻の話。


などなど。
みなさんも「例えば......」が何か思いつきましたら、コメント欄へどうぞ〜




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