ビジョンがなぜ大切なのか
はじめに
10年後や30年後、そして、子や孫の時代といった
明確な時期を決めて、その時のイメージを思い描く
これは山の頂上から見て、見渡した時の景色。
山の麓から上ってるときはね、外界は見えないよね。
頂上に登って初めて、その外界の景色が見える。
街全体の景色が見える
ビジョンを持つというのはそういうことです。
まだ登る前に、登ってみた後の山から見える景色ってどんなものだろうということを、登る前に既に想像するということです。
時々、自らが登るべき山を決めなければいけない。
その山を決めたら自分の人生が半分決まる、ということです。
勝利が半分決まるということです。
ですから、登った後に自分の登るべき山を決める。
今から10年後、20年後、30年後、どういう世の中になるのか。
どういうビジネスモデルになるのかを常に考えながら、ビジョンをより鮮明にする。
鮮明にするということはなんとなく思うということではないですからね。
期限を持って、10年後にはこうなってると。
未来っていったって10年後も100年後も未来です。
そうではなくて、10年後にこうなるだろう、30年後にこうなるだろう。
明確な期限、その時のイメージを徹底的に思い描く。
その山に登って、登った山から外界を見下ろしたように、しっかりとその未来から見下ろしてみる。
そういうイメージです。
ビジョンとは、登る山を決めよと。
山から見た景色をイメージせよということです。
頂上の頂。
しかし、ビジョンなんて急に浮かばない。
普段から考えに考えて、血管がちぎれるほど考え抜かないと、
そんなぽっと2、3日考えて浮かぶようなもんじゃないということですね。
一年間かけてずっとずっと考え抜いてもできない。
もちろん皆さんにも考えてもらって一緒に作り上げたものですね。
2、3日で考えられるビジョンなんてものはこれはもう全然失格と。私に言わせれば。
ましてはビジョンのない奴ってのは絶対にリーダーに、なっちゃいけないということであります。
ということでビジョンはものすごく大事です。
ビジョンがなぜ大切なのか
私たちが今、目にしているこの世界も、かつては誰かの「ビジョン」、つまりは未来のイメージだったのです。10年後、30年後、あるいは子や孫の世代にわたって続く未来を、今この時に思い描くことは、ただの空想ではありません。それは、私たちが目指すべき方向性を定め、動き出すための基盤となるのです。
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