異動の時期となりました

毎年この時期になると、世の中全体は落ち着かない雰囲気になりますよね。

自然界でも、新芽がむくむく出てきて、虫たちも活動を始め、天気も移りやすくて空気の質が変わります。

そんな中で、警察官も例外なくそわそわしています。

キリッとした表情でパトロールしている警察官を見ると、傍目ではわかりませんけどね。

後任者に引継ぎするのが大変なので、この時期は特に、突発的に大きな事件がなければいいのに、と切実に思っていますよ(笑)

今年こそ異動!と言われて音沙汰なしで落ち込んでいる人や、まさかの異動でパニック状態の人も見かけます。何もない人はそんな方々を見て楽しんでいます。

私はどの立場も経験してきたのでわかりますが、動かないとしても、上司や相勤者が変わるので、どっちみちソワソワするのには変わりません。

そんなこんなが繰り広げられている時期です。

異動が発表されるのは毎年2回、春と夏にあります。

通年、夏はあまり大きく動かないので、何か異動に関して希望があるならば、春の異動を目標にしていきます。

自分が行きたいところや、やりたいことがあるならば、早め早めに上司に伝えておくことが鉄則です。

特に介護や出産など、家族に関することがある場合は、決まったらなるべく早めにタイミングを見て、上司の小耳に挟んでおくことが大事です。

希望調査票といった、紙に書いて勤務地などの希望を書いて提出するものはありますが、書いて終わりにするのではなく、上司に口で伝えて認識してもらっておくのが大事なのです..!

職場内で、出産予定の奥さんが実家などに頼れず、旦那さんが育休を取ることにした夫婦がいました。

男の人でも育休は制度的に取れるのですが、なかなか身近にいなかったからか、旦那さんは出産間際まで直接上司に相談出来なかったそうです。

出産一ヶ月前ギリギリに告げ、無事に出産を終えたと思ったら、通勤に大変な場所に異動が決まってしまったとのことでした。

希望調査票に書いてよしとしたのもあったのかもしれません。または上司が飛ばしたことも考えられますが、仕事を真面目にやって貢献してきた人を、そのような理由で異動させることは少し考えられません。

警察官の組織内では、縦と横の信頼関係を作っていくことが自分の仕事をスムーズに進める秘訣でもあります。

異動は何が起こるかわからない、とも言われますが、お互いが働きやすい環境に身を置いて仕事をするために行われているという面が大きいということを忘れず、相談すべきことはしっかり周りに伝えていきましょう。

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