絶対やりたいと思えるボランティアに会えた
現職で6年くらい経ったおかげで、気になったことにはとりあえずアクションする癖がついてきてるのですが、激しく心を揺さぶられたソーシャルアクションに出会ったので「なにかお力添えできませんか?」と連絡を入れさせていただき、お時間をいただきました。
それはこちらの会社「株式会社QCCCA」。
※お時間をいただきました、代表ナリ様、CPO片山様、ほんとうにありがとうございました。
きっかけ
1月、なんとなくTwitterを眺めていたら、こんな言葉が。
「センター試験の日は痴漢し放題、という書き込みがされている」
センター試験の日は、とにかく遅れられないから、そこにつけ込んでただでさえなーバスになっている受験生が痴漢の格好のターゲットになるのだ、という書き込みがあったというのです。
痴漢。
ぼくが世の中で最も許せないものの一つ(理由はこのあと書きます)。
そこからタイムラインをたどっていくと、この活動にたどり着きました。
「まじで痴漢やめろ」センター試験痴漢に電車内パトロールで対抗、女子中高生や男性も
これは参画せねば…!!
…
!!って、もうセンター試験の当日の昼じゃないか!!
…てことで、機会を逃してしまいました。
でも、どうしてもこのままというのは嫌だと思い、運営会社の株式会社QCCCA様にメールを書いた、というわけです。
なぜ痴漢が許せないか
なぜ痴漢が許せないか。
もちろん、卑劣な性犯罪であり、あってはならない行為だからなんですが、ぼくにはこれに加えて、さらに許せない理由があります。
ぼくは、自分が「ごく軽い性依存」のキャラクターがあることを自覚しています。
人よりもそっち方面への関心がかなり強く、かつ不断にその思考が続くこともけっこうあり、前触れ無く脳内がそういう思考で支配されることがあります。
さいわい、これまで社会的アウトになるような行為をせずにここまで生きてこられましたし、実生活に影響が出て思い悩むようなことはありませんでしたが、人並みかそれ以上に、セーフとアウトの間のタイトロープを渡ってるんじゃないか、といつも思っています。
たぶん夏場の電車の中などでは、無意識に「いかん、いかん、いかん…」と繰り返しながら、きっと自分なりのコーピングをしていたはずです。
だから、よけいに許せないんです。
依存症で苦しんでいる人もいるとは思います。そういう方は治療をして回復していく必要があるわけですが、痴漢をゲーム感覚でもてあそぶような傾向は、どうあっても許せないわけです。
どんなに葛藤があっても、いけないことをいけないと思えないのは、あってはならないはずなんです。
※注
個人的には、人間の気質にたいして、気軽に「自分はADHD」「発達障害だ」みたいに、診断名をつけようとすること自体に、あまり意味はないと思っています。
今回、あえて自分に「軽い性依存です」とレッテルを貼ってみたのは「自分のキャラクターを理解することは必要だ」程度に思っているというのが近いかも知れません(たとえば、それが『強度のスケベ』とどう違うのか、について深刻に考えても意味はないと思います)。ただ、WEBに転がっているチェックリストをやってみたら、まあまあの項目にチェックが付いた、というのは事実としてあります。
なぜこの活動に参画したいか
そういうぼくが、この事業の一部に参画できることは、自分自身を助ける意味もあります。
自らが世の中から痴漢行為をなくしていくためのアクションの一部を担えれば、自分自身の今まで以上に心穏やかな状態で電車にも乗れるし、気持ちを落ち着いていられるんじゃないか、と思うわけです。
だから、なにかさせてもらえませんか、と連絡することになったわけです。
いやでも、こんなふうにボランティアに出会えるのは、ほんとうに幸せなことです。
これからのアクション
1月にセンター試験の日にスタートした"#withyellow”アクションの季節ごとの動きについて、こんな予定を教えていただきました。
"#withyellow”アクションは今後どんどん継続していって広げていく予定とのことですので、今度こそは参加したいと思います。
しかし、今日はいい日になった!久しぶりにお酒のもう。
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<参考>
アプリ「痴漢レーダー」のリリース以降、ユーザ数に対する被害共有件数のデータによって、こんな分析もされていました。
ほとんどの人は声を上げられないのが痴漢の被害で、こういうデータが得られる事そのものも大変意義がありますよね。