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ゼロポイントカフェ

ゼロポイントカフェを始めることにしました。
庭がもっときれいになったら
家のリノベが落ち着いたら
と思っていたのですが、

いやいや、やるならすぐやろ?

的な声が聞こえて
あ、はいはいはい、そうでした♬と。

で、インスタで始めます、っていきなり宣言して、
なんやかや説明して、、、。

いつ始まってもいいんです。
予約が入ったらその日が一日目。
いつ来るかわからないその日、その人のために
今からまた喜んで庭の仕事を続けます。

それで庭掃除をしていて、ふと顔を上げて思った。

うちの庭は、球根植えたらもぐらがひっくり返すし、
植えたはずの苗も、雑草に紛れて消えていくし、
あ~、これでは美しくしようがない、と思ってた気がするけど、
それって「美しさの基準」がどこか?で、全く違ってくるんだと改めて。

落ち葉があまりにも積もると見苦しい。
きれいに掻き取ればすっきりする。
でも、掻き取っちゃうと、その下で冬眠していた虫や動物がびっくりして飛び出してくる。
あ!ごめん!と葉っぱを戻す。

雑草を根こそぎ取ればすっきりするけど、
そんな庭は私はそもそも全く興味がなかったんだ。

うちの実家、小さい頃、その頃は珍しい憧れの芝生の庭でした。
私はお気に入りだった。
でも、家を建て替えた時、父の趣味で日本庭園の枯山水風になった。
ほんっとに、その瞬間から興味を失った。
母に、たまには草抜き手伝ってよ、と言われても、庭に出ることもなかった。

枯山水風のうちの実家の庭は、石の間の雑草をちょいちょいと抜いて、
木の下の雑草を抜いておけばオッケー
なんにも面白みがない。すっきり=美しい、か?それも美しい。
けど、私はもっと面白い方がいい。

私が今、庭で悩んでいるのは、ずっと書いてるけど、ボーダーについて。
自然との共存のボーダーを探し続けている。
そこに自分が納得できるラインを見つけたい。

それを考えさせてくれるうちの庭は、本当に私にとっては面白いし、
飽きない。

それを探るプロセスの今の庭は、押したり引いたり、自然相手なので当然、なかなか思うようにはいかず、どのラインで譲り合えるのか。

植物に健康でいてほしいから、落ち葉を根元に集め、土はふかふか。
すると、微生物たちも多い良い土壌になる。そしてそれを食べるモグラがやって来る、、、モグラは大食漢らしく、そこらじゅう掘り返しまくる。おかげで、土はさらにふかふか😅しかし、球根が飛び出したり、草花が傾いて気が付けば枯れていたり。
モグラを追い出すのは無理だと、色々調べて諦めた。
ならば、共存の道を。

地植えはやられる。
土を盛った花壇もやられつつある。
そしたらレイズドベッドしかないかな、とか。

そんな工夫をしつつ、諦めたり、譲ったり、ここはダメ、と石を置いたり。

そういうのが自然とのお付き合いで楽しくて、
美しい日本庭園は見るのは好きだし、手入れをするのも好きだけど、
私の庭とは対極にある。

ま、そんなわけで、日本庭園のような落ち着きはない、本当に動的な庭で、
自然を身近に感じてもらえれば。

鳥はたくさん来ます。
虫もいます。
雑草も、私が植えた草花も、混ざり合って元気に咲きます。
空が広くて、空がいろんな風景を見せてくれます。
初夏ごろから田んぼが青々し、秋には金色に染まります。
東側がスコーンと見渡せるので、そっちに夕方虹が出たり、
月も上がってきます。
飛行機が遥か上空を飛んでいき、飛行機雲が風で空にお絵描きをします。
木陰が気持ちいいです。
庭のビワとかジューンベリーとか食べられます。
芝生もチクチクしないので寝転べます。
芝生に寝転んで木の葉の間から見る青空は最高です。

ブランコチェアに座ったり、ハンモックで寝たり、
デッキの上でお茶してもらってもいい。

ドリンクは好きな時に飲めて、オットが作るグルテンフリーのマフィンをお出しします。
あとは、基本的に、お構いしません。好きなだけ好きなようにお過ごしいただければ結構です。

私は隅っこで庭仕事してるかもしれないので、
お庭に興味があれば一緒に作業してもいいし、
オットがすぐ横の畑と田んぼをやってるので、作物を収穫してもらってもいいし、畑に黙々と穴掘るのも面白い。
穴掘りや庭仕事は黙々とやれば瞑想になりますよ♪
なんでもありの、ゆるい感じで。

イングリッシュガーデンでも、オシャレな庭でもない、
メインガーデナーである私が、ナチュラルとワイルドの間を迷走している庭で、自分のゼロポイントに戻って、いろんな気づきなんかがあると嬉しいなと思います。

多分、予約があっても、一日、1,2組のほぼ貸し切りに近い状態になると思います。
友人知人と、そのご紹介者様まで限定です。

日本のどこかでやってます。
ご縁があれば💗





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