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おじさん激走

先週はお天気に恵まれて、4日間もチャリ通が出来ました。でもそんなある
日のこと。。。さあ、もう一息、この明野の坂を越えたら我が家か、ゆっくり
登ろうと思って、坂道に差し掛かったら、後ろから左右に揺れるライトの軌跡
が、近づいて来る、追い抜いて下さいなと、端っこのレーンを登るけど、追い
抜いては来ない、おじさん、徐々に息使いが乱れ始めるも、あまり取り乱して
ゼイゼイするのも、格好悪いと思い、無理に静かぶって呼吸するものだから、
却って苦しくなって、それでも後ろの誰かは抜いて来ない、いや、おじさんの
体力について来るのが精一杯な奴かも知れない、なんて考えながらも、さらに
呼吸は乱れ、もう無理と、速度を落とすも、抜いては来ない、えーっ、これっ
て弄ばれてる、スピルバーグの激突のシーンが一瞬、頭をよぎっていったりし
ながら、それでも後僅かのところまで来て、もうこのまま走り抜けてやると、
スパートをかけたら、なんとあざ笑うようにやすやすと、おじさんは抜かれてしまって、えーっと、悔しさなのか、勝手にムキになった反動なのか、行き場のない気持ちと大量の汗の中で、なんとか体力がついたと思うことにしようと、自分に言い聞かせるのでありました(^^;;
20140413

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