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ズレている支援
いい本に出会いました。知的障害者の重度訪問介護を手がける中での日々の支援を思考錯誤した話でした。支援とは、テキストや実技で覚える技術は本の僅かで、後は利用者さんと押し返す切れ目のない関係性の中から身に付けて行くもの。一つの支援のスタイルがいいからと安心していると、時間の経過と共に、利用者さんも変化して、ヘルパーも変化する、廻りの環境も変化する。何もかもが揺れ動き変化して行く中で、同じ支援がいつまでも有効である訳がない。支援は常にズレていて、その弛まぬ修正作業の繰り返しこそが支援だと話しています。得意になる日もあり腐る日もあるけれど諦めず、時に真面目に向き合い、時に不真面目に顔をそむける。ただ止めることなく続けて行くことが、いつか支援と支 援を取り巻く世界を感じることに繋がるのかなと語っているような気がしました。
ここで頂く幾ばくかの支援が、アマチュア雑文家になる為のモチベーションになります。