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眼鏡

僕の眼はどんどん悪くなっていく

かすんでいく視界の中で
僕はいつしか
君を見ても平気になった

君の隣に誰かがいるのを見た時
僕は、ちょっと寂しくなったけど

君の隣にいるのが誰か
あえて見ないことにしたんだ

そしてこの時
僕は眼が悪くなったことに
少しばかり感謝したんだ

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