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あるようでない いるようでいない

わたしのこころをくばるものは
わたしがきめたらいいのだから
たいせつにたいせつに
こころをくばってあるきたいなら
やるせなさとか
むくわれなさとか
ぎむかんとか
しったことじゃないのだ

わたしのめにうつるもの
わたしのてにふれるもの

じかんはゆうげんだから
ざんねんながらすべてをそそぎこめはしないのだ
わたしはわたしにですらせいぎょしかねるぶったいなのだ
そのことにさんざんきずついたが
わたしをゆるすことができるのはけっきょくのところわたしだけなのだ
わたしをさばくこともゆるすことも
わたししだいなのだ


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