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バカンスにてフランスから日本へ一時帰国し改めて思ったこと

フランスには、バカンスという長期休みのシステムがある。

転職してから、毎年必ず一回日本に帰るという目標を設定をした。 

そして昨年の夏休みを利用して、先日日本に一時帰国してきた。

久しぶりに家族、友達に会えて有意義な時間を過ごす。


6年も日本を離れていると、まず流行っているものや音楽やテレビに出ている有名人等の名前はまずわからない。

親戚の中学生に、学校では世間では何が流行っているのかを何度も教えてもらい、ふ~んなるほどな~と勉強していた笑

 

いくつか日本に帰国して逆カルチャーショックとまではいかないが、改めて思ったことがあった。

最終的には仕事観で大きな気づきあり。

 

トイレがいたるところにあってめちゃくちゃ便利(自分+息子)



海外での問題は、無料トイレが少なくトイレが近い自分はめちゃくちゃ苦労している。

パリ時代は、独自のトイレポイントをBookmarkしていた(笑)

息子は最近おむつがとれて、ピピ(おしっこ)というようになり、走れば必ず間に合う位置にきれいな無料トイレがいたることろにあるのは、本当に素晴らしい。

自販機にて、冷たい飲み物がいたるところで買える。


フランスで冷たい飲み物といえば、カフェかバーにてドリンクを買う必要がある。

スーパーもそんなに多くもない。

飲食店が安い 空港でさえ割高感がない。


基本的に安い。沢山従業員がいるのに不思議な印象を受ける。

フランスだと地方でもお昼の一皿が1,500円はするのに比べ、下手したら500円でお昼が済むこともあった。

原料代に言及あるが、人件費に関しても考えるべきではないかと思った。

 

かわいいものがとにかく溢れている。


嫁が携帯の充電器のケーブルに付ける人形がとても気に入り20個近く大量購入して帰った。

欧州では、5Eur程度で、これだけのクオリティーの商品を見つけるのは至難の業である。

 

店員さんに商品自体がないことを、ものすごく申し訳なさそうに謝られる。


多分ないだろーなと思ってダメもとで定員さんに聞いてみると

もうすごく申し訳なさそうに(その人の責任かのように)謝られたのがものすごく印象に残る。

嫁からはそれは文化だよ(笑)と逆に教えられたが、ものすごく違和感があった。

鼻をすするのが気になる。


フランスでは、鼻をすするのが汚いこととされており、鼻水が出たらかむ。

かむのに慣れてしまうと、延々すすられると気になってしまった。(これはかぶれているといわれてもしかなたい(笑)がそうなってしまった)

実家の男連中が全く動かない。


これはMimizu家がそうなだけかもしれないが、父親、兄が家の中で全く不動(笑)

母親ばかりが色んなことをしているように見えてしまい、二人にはちっとは自分でやりなさいと厳重注意。

 

プライベートなのに仕事の会議みたいな飲み会を久しぶりにみて違和感。


友人と食事していると、隣で女性の先輩後輩と思われるグループが飲んでいた。

最初は仲良しグループなのかな~と微笑ましく見ていたが、だんだん先輩の方向性が変わっていき、先日の出張に関する経費精算が申請したルートと違っており、それは間違っていると指摘をし始めた。

 

後輩は

「え!意味分からないんですけど?マジで言ってるんですか?

 マジだとしたら先輩ヤバいんだけどと」

口の利き方には問題あるが、言っていることは理解できる。

 

ポイントとしては、

 

◎先輩は、交通費が申請したものより安くなっており

わざと高い金額で申請し、実際には安いルートで行ったのでは?

それはいかん!という言い分。

 

◎後輩、ルートが変わったのは認めるがそんなささいな数百円の差額程度で

先輩からごちゃごちゃ言われるのは意味が分からないという

 

 思ったこと

>先輩の責任感素晴らしい。

 

会社の利益の為に自分のプライベートの時間を使って指導。

でもやり方が間違っている。

多分先輩は気になるならそれなりの立場、担当の部署の人からその後輩に勤務時間中に指導すべきなのではと思うが、言いたいことはそのことではない。

 

ここから見えてくる日本の良さ
 

この先輩のような、雇用されている立場でありながら、自らが経営者のように会社のお金=自分の財布のように考えられているところが日本の凄いところなのである。

 

フランスでは、よっぽど個人的な恩等がない限りは、会社と自分に一線を引いている。

 

自分は自分、会社は会社。

 

日本は、自分=会社の一部、むしろ柱であるという認識を持っていると思う。

これにより、仕事を他の人に渡しにくい、自分がやっていることは中途半端に渡せない、責任をもって最後まで行う為に給料が出なくても責任を持って居残ってでもやる。

 

自分も含むが、上記のような論理なのかと推測した。

 

この責任感が日本企業を支えて来たと思うし、日本の品質は高いという名声はこのような積み重ねから成しえたものだろう。

 

このような勤勉な部分を見事に利用して、

全く還元しないでここまで来た企業は人材不足に陥っているのではなかろうか。

最近最低賃金が上がる話もよく聞くが、上げたら潰れるなんて言っている会社は本当に残るべき会社なのかもよくわからなくなる。

 

私も日本人労働者として同じメンタリティーを持っている。

それなら経営者になってみたいなと思っている。

言語さえ装備すれば、日本人も十分に世界に出ていけると思っている。

加えて気遣いや、おもてなしの心もある。

 

そして

 

難易度が高い+専門性+経験値+情熱が集まる場所を探していけば

他の人が入りにくいニッチな部分が結果を出しやすいという仮説を立て

検証してみたいと思っている。

 

そしてそして、

この拙く、偏った考えの文章を最後まで読んでくれた忍耐力の皆さんのような方と、いつか何かの形で一緒に働けないかとも思う。

 

 

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