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軌道共鳴2022東京ファイナル

2022.05.19
EX Theater Roppongi

ついに最終日…

名古屋でかなりのインパクトを受け
メトロックではめちゃ楽しそうだった
yamaさん
今回はどっちなんだろう…

いずれにせよ記憶に残るライブに
なる事には間違いない

またまた自分が歌うわけではないのに
入場前からものすごい緊張…

今回は整理番号順にきちんと呼ばれ
順に入場。座席ありだ。

193番という微妙な整番だったけれど
会場に入ったら意外にもセンターに人気が
集中しており、なぜか最前列の方が
空いているという不思議な現象。

ビクビクしながらも右ブロックの
最前列に座ることができた

去年のツアーファイナルと同じ
デジャブかな…

コレスケさん今回も
よろしくお願いします!!


ACIDMANのパフォーマンスは
本当に素晴らしかった

名古屋で前にいたACIDMANファンの
動きを頭に叩き込んで、セトリを
しっかり聴き込んでいったので
めちゃくちゃノれて、とにかく
楽しかった!!

yamaさんがダイアリーで
ライブの時に「涙を流した」
と言ってた曲はきっと、
「夜のために」か「innocence」
かなと思っていた

どちらもまるでyamaさんに
語りかけているような歌詞で
ライブで聴くと良さが倍増…

それ以外の曲もとにかく
伝えたい気持ち、そして何より
音の持つ溢れでるエネルギーがすごい

特に世界が終わる夜のエンディングは
3人の力強い演奏、ただそれだけで

心を揺さぶられて
自然に涙が出た。

「音楽に年齢は関係ない」
本当にその通りだと思う。

結成して、25年、デビューして20年の
大ベテランなのに何度もyamaさんに
今回の対バンに誘ってもらった感謝の
言葉を口にして、

「yama根性あるな」とも言っていた

大木さん…帽子のおじさん…
本当に素敵な人…


なんと言ってもMCの第一声が

「マイ・メモリー…」

これだけで観客の気持ちをグッと
惹きつける…さすが。


さあ!ついにyamaさんの出番!!

いつも通りのオープニングSEが流れ
青いライトの中バンドメンバーが登場

コレスケさん登場からかなり
エンジン全開「来いよ」ポーズで煽る
そうそう、そうでなくちゃね!!

あるいは映画のような

気合いマックスのところで
エノさんのカウント
イントロから首曲げての「カチャ」

名古屋の時より少し緊張しているのか
にーーっという笑顔では無かったけど

両手を頭の上でクラップ、
首を横にフルフルと振って
リズムを取っている

コレさん子供の地団駄みたいに
腕を振って足をドンドンして
不思議な煽り方www

歌はもちろん安定感抜群
バンドメンバーも最初から
客席を煽り、めちゃくちゃ
盛り上がっているのがわかる


「yamaです!よろしくお願いします!」
気合のこもった挨拶だ!

DownTown


続いてはファンの多いこの曲、
今日も最初は下手(左側)からかな…
と思ったら

ここここっちから!!
ちょっとまだ心の準備が…!!

端の方ながらも
yamaさんがすぐそこに見える
距離まで来てくれて

小さく頷いてくれた(ような気がした)

「あんたのせいで狂いました」
の時は客席に向かって指差ししたり
本当にその時を楽しんでいるように
堂々として歌っている

カツヤさんとコレさん
向き合って弾いている
かっこいい!!

Moon Walker

新曲の登場に、客席から
「わーーっ!」という声と拍手が

コレさんめちゃテンション高い!
手を上げて何度も客先にアピール

yamaさんはステージ真ん中で
首を横にふるふるしたり
間奏でメンバーと共に身体全体で
リズムを取って
気持ちいっぱい込めて歌っている


本当に今日のステージは
yamaさんもバンドメンバーも
ものすごいエネルギーを感じる




春を告げる


イントロではいつも通り
両手を高く上げて頭の上で
手拍子をアピール

今日は本当に楽しそうだ
ピアノのソロの時は
カツヤさんとコレさん
yamaさんみんな
タクマさんに注目
この姿、毎回恒例になってきたな

「どうせ全部今日で終わりなんだから」

のエノさんのドラム本当に大好き
今日は特に心揺さぶられる

そういえば、この前の
対バン名古屋やメトロック大阪でも
エノさんの前にあった透明な
衝立が姿を消した


JJの時風で倒れてしまって以来
危ないからかなあ

だからこんなにも
魂揺さぶられるんだ


ダイレクトにエノさんの
メリハリのあるドラムが
感じられる。うれしい。


a.m.3:21


今回はツアーの時と同じ照明士さん
曲のイメージ毎にステージの
雰囲気が変わる

この曲はピンクの使い方が
本当におしゃれで
とても印象に残っている

yamaさんの声本当に伸びやかで
対バンとフェス続きとは思えない
きっとしっかりメンテナンス
しているんだろうな

バンドメンバーの掛け合いも
タクマさんの間奏のソロも
本当にオシャレで
本当にカッコいい!



「ありがとうございます」

最近のyamaさん
こんな風に曲の後
感謝の言葉をちょいちょい言ってくれる


Hello/Hello

名古屋の時と同様、ライブでは
珍しいこの曲の登場に
観客から「わーーー!」という
感激の空気が感じられる

yamaさんは客先をしっかり見て
時折左手を上げて歌っている

考えてみたらこの曲を演奏している
バンドメンバーを見るのは
これで2回目、新鮮だけれど
音源そのものだ




スモーキーヒロイン

タクマさんの重厚なピアノソロからの
一拍おいてyamaさんの歌からのスタート

何度聴いてもゾクゾクするくらい
本当にカッコいい

そして照明はどことなく砂漠を
感じさせるような黄色だ

多分この曲の時だと思うけど
コレさんのギターが
めっっっつちゃ癖のある
変わった音を出していて

メッッッチャカッコよくて
思わずゲラゲラ笑って
「やってんねーー!」と
指を刺してしまった

コレさんもまんざらではなさそう
(な気がした)


真っ白

真っ白なピンスポットが
yamaさんの後ろから照らし

バンドメンバーもはけて
タクマさんと2人きりの
ステージを照らす


今日の真っ白は
名古屋の時とまた違って

yamaさんの声は
ほんわりと優しく柔らかい

一言一言を
確かめるように
丁寧に紡ぐ

前回が艶のある砂糖菓子としたら
今回はとてもきめの細かい綿菓子だ

何か優しい温かいものに
心をそっと包んでもらっている
そんな気持ちになり

「このままでいられたら素敵でいいのに」


自分の気持ちをそっくりそのまま
歌ってもらえてドキッとした

式日

曲の前のMCで

「ライブの前に流すBGMに入れていた
『スロウレイン』が今日のACIDMANの
セトリに入っていて、

大木さんに
「やってくださるんですか!?」
と聞いたら
「好きって言ってたでしょ?」
と言ってくれ、
めちゃくちゃ嬉しかったです。

大木さん、本当にありがとうございます。

今回は対バンということで、
大好きな式日のカバーを歌いたいと
思います、、、。

ものすごく緊張しています」


そうは言いながらも
イントロのところでは両手を広げて
ピョンピョンとジャンプしながら
「おいでおいで」している

この姿名古屋でも見たけれど
何故か、白のパーカーと
パンツがダボっとしていて
まるで奴さんのようだな、って思った


yamaさんの歌はもうこの曲は
自分のものなんじゃないかと
思うくらい声に合っているし
これからも聴きたいと思えるほど
素敵なものだった

ACIDMANのファンも
yamaさんのファンも
みんなが一つになって
この曲を楽しんだ


麻痺

盛り上がった空気のまま
この曲になだれ込む

大人気のアップテンポな曲に
客席は最高潮に盛り上がった

コレさんとカツヤさんが
両サイドのステージ前方まで出てきて
yamaさんと並んでの演奏
メチャクチャカッコいい!!!!

このところyamaさんだけじゃなく
バンドメンバーのパフォーマンスも
観客を惹きつける魅力が増している


そして


この曲の後
少しの間を置いて
yamaさんが話し出した


『世界は美しいはずなんだ』と
歌っている『誰か』は大木さんだと思って
いつもこの曲を歌っています。


伝えたいことがたくさんあるけれど
自分は、うまく表現出来なくて

そんな自分を醜いと思っていて 
世界は汚いと思っていて


でも大木さんが言うように
僕たちが『世界は美しいはずなんだ』って
歌っていかなければって、思っていて


マスクの下は涙流してるのかな

声を震わせながらも一生懸命
丁寧に言葉を選びながら
話してくれていたけれど、

「……。」

言葉に詰まり、しばらくしたのち
小さな声で、


「………ごめんなさい……」


一生懸命自分の言葉で
伝えようとする、
その真摯で健気な姿に

客席からは「頑張れ」と大声で
言えない代わりの大きな拍手が


…そしてyamaさんは続ける、


「ライブを見て泣くなんて
思っていなかったけれど、
今日のACIDMANさんを見て
涙が止まらなかった。


大木さんは音楽に年齢は関係ないって
言ってくれたけれど

自分はまだまだACIDMANに
遠く及ばない。


全然足りない。


それを痛感しました。



だけど、


これからも、もっとたくさん
少しでも近づけるように

少しでも皆さんに届けられるように
頑張りたいと思います。」

これはyamaさんの
決意表明なのかもしれないな

もっともっと自分と向き合って、
観客と向き合って

伝えたいことを伝えていきたい。

そんなことを思ったら
また涙が溢れてきた

今回は前半MCが殆どなかったから
またシンプルな形に戻すのかな
と思ったら


やっぱり伝えたいこと
溢れるほどあったんだね


ありがとう


これからもファンの一人として
背中を押したり、押されたりして


共に歩んでいきたい

そんな風に自分も心に強く思った







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