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ジャイガ2023

2023.07.22
舞洲スポーツアイランド

サウンドチェックでメンバーが出てくる
ファンからは既に期待のこもった拍手が

ギターはコレさん
ベースカツヤさん
ドラムは吉田さん
キーボードは岡田さんだ

スタッフが「コレちゃん音だして〜」

(コレちゃん…可愛い…)

コレちゃんは(こら)いつもの様に
髪を一つに結んで
めちゃめちゃ暑そうだ
あれ、今日はサングラス忘れたのかな

ステージの中央には
…お立ち台がある!!

これは…ラッキーフェスと同じく
オープニングに期待!!

春を告げるをさらっとやって
次に「ドラム生音の曲を〜」
とスタッフに言われ

なんの曲かな〜?
とワクワクしていると

「痺れちゃうくらいに…」

ステージ脇から
yamaさんの生声が!

マイクを通さずに
麻痺を歌っている!

ドラム以外は外に音を出さずに
演奏しているのでまるで
イントロクイズみたいになってる

その後ちょっとまた
春を告げるを合わせて
リハ終了

みんなからの拍手がもう熱い

さあ!3年目のジャイガ!
始まります

期待通りコレさんがステージ中央の
お立ち台に立ちギターのフレーズを
弾きながらこれでもか、と
客席を煽る

うーーん!カッコいい!良い!
否が応でも盛り上がるな!


そうこうしているうちに
yamaさんが登場
今日もマルジェラの新しい
白パーカーと
ガンダムパンツだ
(勝手にそう呼んでる)

観客の声援の中
いつも通りマイクを勢いよく取って
ステージ中央に立つ

色彩

夕暮れの少し涼しい海風に
yamaさんのクールな歌声が
一瞬で景色を、世界を変える

もはやライブの定番中の定番
みんなの手拍子が大きいな

私以外踊ってる人は見当たらない笑

それにしてもこの曲の認知度は
まだまだどんどん上がっている様で

先日仕事仲間の2人の人に別々に
yamaさんが好きなことを話したら
なんと2人とも

「あ、色彩の人!?」

という答えだった。

もう「春を告げるの人」では
なくなってきているのかも

バンドのメンバーが微妙に
変わるのでその時の演奏も
色々な色があるのだけれど

私個人的にキーボードの岡田さんの
癖のないソロの音が好きなんだよな

「こんにちは!yamaです。

今日まで…あ、今日違うわ(観客笑)

「最後まで残ってくれて
ありがとうございます!」


春を告げる


リハで何度もやっていたけれど
やっぱりこの曲のイントロでは
会場から「おお〜!」という声が

yamaさん久しぶりに会場に向かって
手拍子を要求してきた

日も暮れてきていい感じ

春を告げるが終わると
早速コレさんがギターを
白いのに変えた

(お、このタイミングは珍しいな
次は何の曲かな…??)

愛を解く


わーい!久しぶりー!
大好きな曲で嬉しい

みんなで手を叩いたり
「愛だろ!」って声出したり
できるからこの曲好き

今回はセンターの1列目から
3列目くらいまでみんな
山脈さん達だから
盛り上がりの安心感!

そして、次の曲はピアノの
優しいこのイントロは…

まさか、まさか、フェスで…⁉︎

わーーん!嬉しいよう

新星


ピアノに合わせて歌う
yamaさんの歌声は

「君のこと思っては
歌っているよ」

歌詞がすっと心に入ってきて
夕暮れの優しい光と照明と
本当に合っていて
なんだかじーんとしてくる

途中からバンドが
入ってくるところで
感情の大波に飲み込まれて
我慢しきれなくなって
涙が溢れてきた

「もしも僕がスターになったら」

3年前、ジャイガで会ったyamaさんは
同じこのサンエリアの
小さい方のステージで
一生懸命歌ってた

MCも無くて
多分仮面の下は
目を瞑っていて

歌の途中でちょっとだけ手が上がると

「おお、今少し感情が動いた」

なんて感動していたな

今は両手でマイクを持ち
全身を鳴らすように
歌っている

「どんな詞でさ
訴えるんだろう

この星で
この僕で」

本当に今のyamaさんに
ぴったりの曲だね…


MC
「3年前ジャイガに初めて
出させてもらった時は

ライブが得意で無く
MCもほとんどしなかったのですが

お兄さんのような存在のALIが
当時謹慎中で、ライブをやりたくても
やれない時期で、それでもわざわざ
見に来てくれてアドバイスをくれたり
ステージに立てる事が羨ましいって
言ってくれて

そして今日こうやってALIと同じ日に
ステージに立つ事が出来て…

…あ、でも、本当申し訳ないんですが
ALIのステージ見れてないんですが…
(見てないんかーい!観客笑)

「もっと早い新幹線に乗れば
良かったと思って…

ごめんなさい!!!」

(観客笑笑)

で、自分はこの歩みを止めてはいけない
と思いました。」


このMCから次の曲へ
これは盛り上がる!

麻痺

今回はMCを挟んでいい感じに
気持ちも盛り上がったから
バラードの後の麻痺も
すんなり入り込めた

yamaさんも客席を遠くまで見渡して
下手から上手に移動しながら歌う

下手では久しぶりに
しゃがんだ状態で
煽ってきたりと
何だか貫禄すら感じて
今日は更にカッコいいな
曲の終わりに


「まだまだ(ハァハァ)いける…笑!?」


煽ろうと思ったのに自分が息切れして
思わず笑ってしまうyamaさん
このギャップがたまらない

くびったけ 

そして、、大好きなこの流れ!

yamaさん仮面の下で
ニコニコしてるのが
すっごくわかる

「良かったらサビのところ
一緒に歌ってください!」


センターのお立ち台に立って
歌うyamaさんに向かって
みんな手を掲げて
サビのところでみんなで歌う


外で歌うくびったけは最高!

MC

「えー、自分は根が暗いもので


何も意図していないのですが…
何も意図せずに部屋の真ん中で
ぼーっと5分くらい立ち尽くす事が、
あります。

頭の中が騒がしくて
なかなか一つにまとまらず
落ち着かそうとしているのですが…

ジャイガに最初に出してもらった時
歌うのが苦手で、MCもこんなふうに
していなかったのですが

最近になってようやく
慣れてきました。



こうしてステージにいると
誰にも手を出される事なく
純粋に音楽を…あなた(観客)と
共有をする事ができる事が
本当に嬉しいです

皆さんにも、今日こうやって
参加してくれた事をふと思い出して
「あの時楽しかったな」とか考えて
もらえたら嬉しいです


ストロボ


ちょっと意味深なMCだった
直前に映画の主題歌の配信の件で
お詫びのツイートをしていたりしたから

詳しくはわからないけれど

たくさんの人が関わる分
昔みたいに自分のやりたい事が
上手く出来なかったり
歯がゆい思いをする事とか
色々とあったんだろうな

そんな背景があったからか
この日のストロボは
本当に良かった

特に
「壊れそうな光も
確かな証明のはずだろう?」


のところ。

心のリミッターを外して
曝け出して歌ってた


そんなふうに感じた

Slash


「今日は本当にありがとうございました
最後の曲です。」

すっかり辺りは暗くなり
眩い照明と
ステージの脇から出るミストが
ちょうどスモークのようになって

よりyamaさんを儚げに
神秘的に見せる

ストロボで解放された
yamaさんの飾りのない
歌声は

今度は曲に乗って
会場全体の観客の心を刺す

それに反響するように
バンドメンバーの演奏にも
力が入り
ものすごい迫力だ

まるで大きなうねりのような
そんなエンディングだった


「ありがとう!」そんな声が
客席からたくさん聞こえた

バンドメンバーが
ステージを後にするまで
拍手が止むことはなかった







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